今日は、改めてコーヒーカードが好きな理由を書いてみますね。
大きく3つあります。
デザイン:かわいくてほっとする(FCM社のものを使っています)。
シンボル:シンプルで日常的だからイメージを共有しやすい。
カードの由来:エンタメ感+安全で有用な内省を深めるコーヒーパック。
特に「エンタメ感+安全で有用な内省を深める手段としてのカード占い」という由来が、
わたしの感覚と非常にマッチしています。
以前書いたブログ記事を再掲します。
ちょっと長いのですけれど、
抜粋しますので読んでみて。
へー!ってなると思う。
コーヒーカードの原型とされる18世紀のコーヒーパックとその解説書は大英博物館に現存するのですが、
前書き等を読んでみると、編集者の方が、
偽オカルトやうさん臭い金儲け主義で詐欺まがいの占い師や祈祷師に嫌悪感を抱いていて、
人々が悪影響を受けていくのを何とかしたいと思った様子がうかがえるのです。どうやら、人々が純粋に楽しみながらも、有用な内省を進めていく手段として、
カードという娯楽の形をとることにしたようなのです。当たるのその先、自分の気づきこそが大切と考えているわたしが、
このカードに辿り着いたのも必然だったんだ!と驚きました。—中略—
例えば 5番蛇のカードは、
あまり怖くないイメージの蛇が地を這う様子が描かれていて、A secret Enemy endeavours to injure You; try by Kindness to make him Your Friend.
(仮訳:あなたを傷つけようと必死になっている敵が潜んでいる。思いやりをもってあなたの友にしようとしてみて。)
というメッセージが添えられています。
蛇のカードは非常に解釈が難しいとされているのですが、
(蛇というシンボル自体、宗教観や文化によって神だったり悪の象徴だったり、解釈が分かれますよね)こうやって基になっているメッセージに触れてみると、
自分を傷つけようとしている誰かに対して、
自分にもできることがある(安易に祈祷とかうさん臭いものに頼るな)、という18世紀の編集者の想いが込められている気がして、非常に参考になりました。
いかがですか?
実際、リピーター様の中にも、
このカードはシンプルで、
魔術的な、変な感じが、まったくしないから好き、
とおっしゃられる方もいます。
これまでタロットがちょっと怖いと感じる方、
解釈がわかりづらいと感じる方でも、
このコーヒーカードを使ったリーディングなら、
日常生活の過ごし方へのわかりやすいヒントとして、
楽しみながら受け取ってんでいただけると思います。
占いがその場限りで自分事にならない理由は、
伝え方にも一因があるのかもしれないと思って色々と工夫してきました。
その工夫は、日々忙しく過ごされ、
サクッと要点を掴みたいタイプの方にも、
きっと歓迎していただけるものだと思います。
リリース以来、
リピーター様に本当に良くご利用いただいている理由は
こんなところにあるのかもしれません。