今日は、1ヶ月くらいかけて少しずつ読んでいた硬めの本をようやく読み終わりました。
それが自分にとって、とても実りのある読書体験だったので、ブログに書き残しておきたい、と思いつつ、ちょっとだけブレーキがかかったような感覚がありました。
あなたはカードリーディングをしているのだから、
カードのことや占いのことについて、もっと書いた方が良い。
難しい本の話なんて、興味ない人がほとんどでしょう?
読み手のニーズを満たさない記事、役に立たない記事は、
あまり読んでもらえないの。
小難しいと思われた時点で、もう読まれないのだから。
多すぎる文字数も、苦痛でしかないから。
硬派すぎて占いとは相性が悪いから売り上げにつながらない。
誰かに直接このように言われたというより、
少し前に集客を意識したライティング等を習ったときなどに、
違和感には一旦蓋をして真面目にインプットした知識が、
あたかも誰かのセリフであるかのように、
浮かび上がってきたものだと思います。
学びの時期から時間が経ったいま。
この知識が嘘だとは思っていないし、
読む人の立場に立つことも大切だとわかっています。
でもいっとき踏みまくっていたこのブレーキは、
私の中ではその存在感を徐々に薄めています。
だって、私、確かにこう思ってるのです。
占いのことだけ、スピリチュアルだけ、自己啓発だけ考えている人よりも、
私たちが現に生きているこの世について、その広さ深さに迷いながらも、探知できたものを、まっすぐで偏りのない眼差しで見ようとする、経験しようとする、記録などから時空を超えた他人の経験に触れようとする、それらを糧としながら、自分の言葉で語ろうとする、そういう人と話がしたいって。
自分もそうありたいって。
こういう人たちは、映える演出がされた成功体験がなくても、泥臭くても、イキイキと人生を生き抜こうとしているよね?
私はとにかく、この与えられた命を、
この現実世界でイキイキと輝かせて生き切りたいなあと思っているよね?
同じように感じている人と応援し合いたいと思っているよね?
だから、100%完全に、全ての価値観が合致しなくても良いけど、
少なくとも価値観や世界観を真っ向から拒否することがなく、
できれば積極的に共有する人たちともっと繋がりたいから、
その人たちの琴線に触れるかもしれないと思えたのなら、
硬派な記事もどんどん書いて良いんだよ!!
私がやりたいのは、占い館じゃなくて、お告げを下す神殿じゃなくて、
「この世界でどう生きたいか」「世界はどうなっているか」
という問いを探究し続け、実践し続け、プールしてはまた壊し、
また積み上げる、城づくりのようなものなのだから。
その城にちょっとでも興味のある少数の人に届けるには
むしろ少数の人に向けた硬派な記事が必要になるんだよ!!
いきなり熱く語ってしまった。。
もう少し過去から振り返りながらまとめていきます。
カードリーディングを習い始めた当初は、
自分の心のうちを映し出し、
自分のチカラで引き出す鏡が欲しかっただけだったね。
でも学びを進める中で、
他の人に提供したリーディングがとても喜ばれ、
それが長じて、
なんとなく商品として提供するようになり。
偶然という必然のチカラを借りて
目の前に現れるシンボルから
その人が生きていく上で
今知るべき、今気づくべきメッセージを読み取り
言葉に書き起こしてお伝えするカードリーディングは
私が持っている本質を捉える能力や言語可能力を
自然と活かせるものだったから
喜んでもらえる人にも出会えて4年目を迎えることができた。
近年のバージョンアップにより、
ただ結果をお伝えするにとどまらず、
この現実世界で自分のチカラを使って、
イキイキと生き抜きたい人を、
もっと強くサポートしたい気持ちから、
占う前に本当に占いたいことを整理したり、
占った後に行動をモチベートする目標の言語化をしたり、
単なる占いを超えたメニューを作り上げて、
リピートされるカードリーディングを提供できるようになって。
2023年はBlue Inspiration Cards®という
碧宮レイラといえばこれと言えるカードを自主制作し
これを使ったリーディングを展開することもできたよね。
量的インパクトはそれほどではないかもしれないけど
質的インパクトは過去一出せたようにも思える。
じゃあこの先は?といえば
「この世界でどう生きたいか」
「世界はどうなっているか」
という問いを探究し続け、実践し続けるのだけれど、
それをアップデートしながらプールして
時には捨てて積み直してを繰り返し
興味のある人たちとシェアしていきたいかな。
だとすれば
100%完全に全ての価値観が合致しなくても良いけど
価値観や問題意識を共有する人たちと
もっと繋がりたいと思うのはごく自然なことだよね。
その人たちの琴線に触れるかもしれない!と少しでも感じられたのなら、
硬派だろうがなんだろうが、リソースを割いて、どんどん書いていくだけなんだよね。
うん、それでOKだよ。それで行こう!やってみよう!!
そういえば、昨日見た大好きなドラマ(NHK大奥2)でも、マイノリティに属する登場人物が、身近な大切な人の早すぎる死に接して、人生には限りがある、着たくないものを着たり、やりたくないことをやっている暇なんかない、と叫んで、みずから扉を開いて、世の中に駆け出していく人物の姿に、涙していたのでした。
そして今日2023年10月11日は、冥王星の逆行が終了した日でした。
はからずも、わたしの内側の価値観に生じていた、可能性を帯びたオーロラのようなゆらぎが、急速に言葉としてまとまり始め、今日この日に、この宣言となって羽ばたいたこと、なんだかじんわりと嬉しいな、と感じています。
ここまで読んでくださってありがとう。
あなたにも、可能性に満ちた迷いから、大きく抜け出るきっかけの訪れと、そのきっかけを活かす意欲が、わきあがってきますように。
10/17追記)
カードリーディングを提供する人、から少し離れて、地球の片隅で、あれこれ考え、大切だと思うことを記録する媒体を持つことにしました。創造と破壊をおそれず、率直に書くものに興味がありましたらどうぞ。「自分を持っていれば、賢者は何も失わない。」byモンテーニュ
「シンプル&安全」に「活用」軸で、地に足のついたリーディングのために作ったカード。
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