こんにちは。
タイトルで、ビビッと来た方。
素晴らしい。
今日は、時事スポーツネタです。
サッカーW杯。
日本代表が、優勝経験国ドイツ代表を、
逆転試合で破りました。
普段、あまりスポーツをご覧にならない方でも、
このニュースは、耳に目に、
否応なく入ってきたのではないでしょうか。
わたしは、小さな頃から、
かなりのスポーツ観戦好きで、
最近はあまり時間を割けませんが、
野球でもサッカーでも卓球でも駅伝でも、
実は、そこそこ詳しいです。
だから、語り出すと止まらなくなり、
主題が逸れてしまう可能性大なので、
先に言います。
日本代表は、タイミングよく、作戦変更。
守りを固めて、のびのび攻めることができた。
結果、快挙を成し遂げたよね。
作戦変更ができたのは、腹を括ったからだよね。
これって、わたしたちが、
波に乗って生きようとする時の、
お手本かもしれないよ。
ということが言いたくて、
これを書いています。
なるべく簡単に説明できるよう頑張ります。
日本代表が、下馬評を覆して、勝てた理由。
「システム変更で、タイミング良く、守りを固めたから、攻められた。」
各解説者の方や、SNS上のファンによる分析を拝見すると、
この意見が目立ちました。
試合スタートから、
守りを固めていたわけではありません。
サッカーの試合は、
前半、ハーフタイム、後半、と推移します。
前半は、ドイツ代表攻撃陣の力量に対しては、
守りの枚数が不足しており、
本来は前線で攻撃に参加すべき選手が、
後ろに下がって守りに入ることで、
何とか凌いでいる状況でした。
これはやはり実力差が。。。
と思ってしまうピンチの連続で、
0ー1のスコアでよく凌げたものだ、
という印象を持った方も少なくないでしょう。
ここからです。
ハーフタイムの作戦会議のあと、
守りを固めました。
簡単に言えば、守りの枚数を増やして、
相手攻撃陣へのマークをしっかりつけるという、
システム、つまり陣形の変更をしました。
すると、守備に回る場面が多かった、
攻撃的な役割の選手らが、
サイドから、中央から、しっかり前を向いて、
攻撃に参加できるようになりました。
途中交代で入った選手らも、
その陣形の中で、
のびのびと力を発揮して、
ついに連続得点を叩き出しました。
90分+アディショナルタイムの、
短い時間ではありますが、
とても起伏に富んだ展開でした。
サッカーは点を取るスポーツです。
攻撃しなければ、点は取れません。
攻撃をするためには、
ボールを奪わなければなりませんね。
一つのボールを巡って、
絶えず攻守が交代しますが、
守りが機能していないと、
相手にボールが渡ったまま、
ボールに触ることができず、
点を取られるのを防ぐので精一杯、
という試合展開になってしまいます。
守りを固めるために、
試合の途中で陣形の変更をして、
選手たちが役割変更にもクレバーに、
柔軟に対応できたのはもちろん、
タイミングとしても、
作戦を練る時間があるハーフタイムの後だったことで、
ドイツに対策を講じる余裕を、
与えなかったわけです(意図に基づくかどうかは不明)。
今回の対応は、
必要なこと(守りを固める)を、
必要なタイミングで(対策させない&逆転に間に合う時間)で、
ビシッと決断して、結果を残したということですね。
代表チームのこれまでの国際試合では、
あまりみられなかった光景だと言われています。
逆に気持ちが良いくらいの、ものすごい手のひら返しで、
監督を称賛する声が多数のようです。
W杯の初戦で、いままであまりみられなかった、
試合途中でのシステム変更に踏み切った。
なぜこれができたのか。
これは推察になってしまいますが、
結局、指揮官として腹を括っていたからではないでしょうか。
数々の失敗を経て、どんな結果になっても、
自分が引き受ける覚悟が、あったからではないでしょうか。
「腹をくくったシステム変更で、タイミング良く、守りを固めたから、攻められた。」
これが、結果として、素人のわたしの母にすら、
「生きていてよかったと思える試合」
と言わしめる、歴史に残るゲームにつながったのだと感じます。
必要なことを、必要なタイミングで、決断する。
人生は決断の連続ですよね。
うまくいかないな、スランプだな、という時期に、
思い切ったチャレンジをするのは、
とても勇気がいることですが、
結局は、腹をくくることが大前提ではないでしょうか。
どんな結果であれ、自分が引き受ける。
自分の人生なのだから。
本当に、人生は、チャレンジの連続です。
わたしも、改めて、腹をくくります。