年末という区切りが、また一つ、人生に刻まれていく。
そんな季節になりましたね。
色々な人が、色々なことを言っている。
色々な人が、それを拡散している。
年末年始になると、特にこの傾向が顕著になるかもしれません。
自分の時間ができて、SNS等に触れる時間が増えたり、久しぶりに会う人たちが、それぞれの近況を報告し合うなど、色々な人が色々なことを言って拡散する、という渦が生まれますよね。
その渦の中で、色々なことが、色んな形で拡散される中、今までの自分が抱いてきた価値観とは異なる言説に出会うこともあります。
やっぱりそうか、おかしいと思っていたんだよね!と目が見開かれるような思いがすることもあれば、え、そんなはずじゃないのに・・と戸惑いを覚えることもあるでしょう。
こんなとき、とにかく、渦の中ではすぐに結論を出さずに、「なるほど、〜という説もあるんだね」、という受け止め方をしてみるのです。
はっきり言います。
この世の中は、ポジショントークというものであふれています。
ポジショントークとは、自分の所属する組織や部署に有利な情報しか話さないこと[1]。自分にとって有利になることばかり恣意的に選んで話し、自分に都合が悪いことは話さず黙っているようなトーク(語り方)。(金融用語)自分の「ポジション」に有利な方向へ相場を動かす目的で、人の心理を操作するための発言をすること。 Wikipediaより
そういうものなのですよ。
発信者とは、ありとあらゆる情報を、自分の利益は度外視で、客観的中立的に、精査し続け、時には自説を修正することも厭わず、クリーンに発信しているのが当たり前だ、などと思わないことです。期待しすぎないことです。
エビデンスがあります!
といっても、その説を補強する証拠もあれば、補強しない証拠もあるのです。
わたしはこれで成功しました!
といっても、そもそも成功の概念が違っているなどの理由で、その方法ではどうしたってうまくいかない人もいるのです。
渦の中で出会った言説を、「〜という説もある」と受け止めることにより、ポジショントークであることを知った上で、なお、採用するかどうかを決める暇(いとま)ができるわけです。
暇があれば、明白なウソで塗り固められた言説なら、ちょっと調べればすぐわかります。
反対意見に関する見解を質問して、その反応を見るということもできます。
反対意見があると知っても、どうしても心惹かれたり、応援したいと思えたり、今の時点で、この言説を採用することに後悔がないと思えるなら、堂々と採用すれば良いのだと思いますよ。
渦の中で出会った言説に対しては、ポジショントークだと受け止めれば、客観中立性に期待しすぎて、発信者を憎んだりすることもなく、「なるほど、〜という説もあるんだね」と反応すれば、暇(いとま)ができて、後悔のない選択ができるよ、とお伝えしてみました。
どなたかの参考になれば幸いです。
なお、万一、読者の方に、常に、誰々さんが言うなら間違いない!という判断を下しがちで、ポジショントークでもなんでも良い!この人についていく!そうすれば私は幸せになれる!こう考えると楽だから!という方がいらしたら、こちらの本をお勧めしておきます。
もちろん、わたしのこの記事も、「〜という説もある」、と受け止めてみてくださいね。
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