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切り離していた過去と調和して進化した

わたしのこと

碧宮レイラです。
カードリーディングやマンダラアートプチ体験を通して「あなたを強くする気づき」を提供しています。

最近、書いている文章の雰囲気が変わったね、との声をいただきました。

自分でも自覚があります。理屈っぽい面を隠さず、臆さず、あえて出していると。

この変化、自分では「進化」と捉えています。今日はこの「進化」について、書いてみたいと思います。

占い師・鑑定師は完璧な神秘的な存在であるべきで、進化ということは、それまでは大したことなかったという印象を与えるから、自分事はあまり書かない方がいい。

という考え方もあるようですが、わたしは自分事書きます。じゃんじゃん書きます。どういう人かわかっていただいてから選んでいただく方が安心だと思うので。

好ましい印象を持つ方もいれば、そうでない方もいると思います。もし不快だったり、周波数が違うなと感じていらっしゃるようでしたら、無理なさらずにズバッとスルーお願いいたします。

 

進化前の15年くらいをざっくりと振り返ります。

学歴社会・競争社会で「勝利」「成功」していた若かりし自分。「バーンアウト」して山から降りた自分。世間から承認されるわかりやすい評価を失い、居場所を探した自分。対極の生き方としてスピリチュアルな世界に足を踏み入れた自分。洗脳から逃れて「正しい」道を「まともに」歩みなおしていると思っていた自分。

そして進化している現在。

スピリチュアルの世界に潜む一部のカラクリにも気づき、切り離していた過去の自分をも認め、見えない世界と見える世界を繋ぐ人間という存在の尊さを知り、わたしを生きようと改めて決意している自分。

両極に大きく振り切った人生、揺れて動いて、真ん中を探り当てることができました。

 

バーンアウトして10年近くの間、学歴も職歴も、徐々に言いたくなくなっていました。「前世のようだ」としょっちゅう言っていました。

前世の如く、自分ではないように感じていたのは紛れもない本心なのですが、自分の過去が邪魔だという評価が根底にあったのも事実だと思います。

「過去の栄光にすがっていると思われたくない」というプライドもあったように思います。

スピリチュアル界隈では「女性性」「右脳」が大変もてはやされている中、自分の過去は役に立たないどころか有害だと思い込んでいた節もあります。

 

一般不特定多数に対して顔出しをしないことや、詳しい経歴をあかさないことは、何度か書いている通り、昔ストーカーに遭って非常に怖い思いをして、特定されたくない思いが強いことが確かに影響しています。

ただ「過去が邪魔」と思っていたことは、それとは別の次元の話です。トラウマとは別の話のはず。

トラウマがらみのおそれに関しては無理にこじ開ける必要ないという立場をとりますが、見たくないものを全てトラウマに押し込めるのは、偏っていて乱暴な回避の仕方だと自ら気づきました。

 

なんで過去が邪魔なんだろう。なんで邪魔だと感じるんだろう。

 

「なんで占いなんかやっているの?」と言われると説明がめんどうに感じる。

「都落ち」と思われたくない。

 

こう出てきました。これらを掘っていってわかったことがあります。

 

わたし自身が「占いなんか」という価値観を昔もっていたこと、わたし自身が「都落ち」だと感じていたこと。

わたし自身が「バーンアウト」したことに対して納得しきれておらず「被害者意識」を持っていたこと。

全部「過去」として切り離せば自分の中から消えてなくなり楽になれると思っていたこと。

 

「こう思われるんじゃないか」というのは妄想だから心配する必要ない、とぶった切ることもできるのですが、実際、母には、あれだけの学歴や職歴があったって、あなたの人生上手くいっていないじゃない、と言われるのですよ。だから、妄想と片付けるのではなく、そう言われたとしても、自己否定に結びつけないという努力を要していました。(エピソードを盛るためのフェイクじゃないんですよこれ。わたしも昔の一時期、プライベートが上手くいかなかったとき、両親の不和のせいにしたこともあったので、おあいこなんですけれどね。)

バーンアウトに関しても、ちょっと特殊な事情も重なっていて、短期間で非常に負荷がかかったこともあり、自分を責めつつも「何で私だけ」という強烈な思いを抱いたことは事実でした。あまり振り返っても仕方がない、前をみて生きていかなければ、という思いで、過去ごと切り離したつもりでいました。

 

でも、まだまだ、根は残っていたんですね。今後も活き活きとした人生を歩みたいのなら、確実に解決すべき課題でした。

 

さらに思考してみると、根底に、「過去は制限」「制限はない方がいい」という外付けの知識が横たわっているように思いました。何と対比して「制限」と言っているか。宇宙とか大いなる存在ですね。人間世界にとっては当たり前の制限なのですが、宇宙と一体になることが幸せだと過度に強調しすぎると、神に近づく完全な人間を目指すみたいな話になります。知識が仇になるといった聖書的な考え方とか。ここは何となく違和感を感じていた部分でした。

 

さて、わたしは人間です。崇められる聖人になりたいのでしょうか。

 

NOです。宗教のことはよくわかりません。でもわたしは、ただ、見えない世界と見える世界をつなぐ人間という存在です。みな同じです。

 

改めてこのように認識してみると、過去だってわたしの一部なのだ、という思いが強くなり、胸が熱くなりました。

 

切り離して、無視してきたのですよね。その方が楽で、その方が目覚めてる感があったから。

 

時折、過去は悲鳴をあげて、その存在をアピールしてきました。過去ごと蘇ってくる感情に涙にくれました。

 

あるきっかけをもらい、決めました。

過去をしっかり正面から捉えて、ねぎらい、慈しみ、その存在を認める。そして、わたしがどうありたいのか伝え、活き活きとした人生を歩むから、わたしを応援してほしいと伝える。

過去と縁のある旅先で、誓い、願いました。

 

ここから何度目かの「進化」が起きました。理屈はわかりません。切り離していた一部が戻ってきて調和したという感覚です。

封印が溶けたように、更に、頭の回転がクリアになりました。学歴や職歴は、直接「占い」に活かすことは難しいかもしれませんが、伝え方の工夫に頭脳が活きるという確信をもって、もっともっと意欲的に取り組むことができるようになりました。

来年からは、半年間かけて「伝え方」に関するスピを離れた学びもやっていきます。もちろん、占い、鑑定に関するインプットもやっていきます。自分主体で使えば自分を生きやすい方向に誘導できます。「占いなんか」とは思いません。「使える」鑑定を提供していきます。わたしはもともと地頭がいいわけではない。努力は嫌いじゃなかったはず。たとえ、支配者側にとって都合のいいシステムの中で得た成果だったにしても、それは無価値ではないのだから、堂々と頭脳も使っていきます。

ただ昔に戻ったわけでありません。それでは意味がありません。

いまのわたしには、昔はゼロだった、見えない世界に対する知見もあります。現実世界の仕組みも、正史以外を知ることでわかってきました。行き過ぎた完璧主義もなくなりました。その上での努力をしていくということ。そしていまのわたしにはできる。そう確信した、このプロセスすべてが「進化」なのです。

 

書いてしまうとただこれだけなのですが、時間かかりました。多くの人の助けもありました。

おかげさまで非常にゆったりした気持ちながら、脳も心も身体も、ここ数年で最高レベルにしっかり動いています。ガイドも進化し、インスピレーションも良い影響を受けています。

お申込みいただいている期間限定メニューも、わたし至上MAXにエネルギーが回っている状態で、冷静さと情熱を注ぎ込んでしっかりやっていきますね。

長文の私事を読んでいただきましてありがとうございました。

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