碧宮レイラです。
占い等をきっかけに、
自分の思い込みや隠れた願いに気づき、
モヤモヤを晴らし、
イキイキとした人生に向かって自ら舵をとっていく。
そんな人が増えてほしいと思いながら、健全な占いをやっています。
本日のタイトル、熱い風呂にも慣れる。
◎◎度以上のお湯に入ると身体に負担がかかって云々の、
いわゆる健康ネタではありません。
熱い風呂にも慣れるように、
新しい環境にも慣れることができる。
という例え話をしてみる記事です。
「初めて訪れた温泉で、湯船に足先を入れたら、想像以上に熱くてびっくりしたけれど、
我慢してしばらく入っていたら、いつのまにか熱さを感じなくなった。」
こんな経験、あなたにもありませんか?
熱い風呂にも慣れる。
どうして慣れるのでしょう?
時間が経ってお湯自体の温度が下がった?
でも、温泉の温度表示は変わっていませんよ?
どうやら違うようですね。
温度差(ギャップ)と熱伝導。
動かないことでできる境界層。
これがポイントらしいのです。
わたしはスーパー文系タイプですので、
ざっくりした説明でご勘弁くださいませね。
お湯が熱いと感じる。
お湯の温度を、肌で感じているわけですね。
熱は、熱い方から冷たい方へ移動するのが基本。
そして、お湯(水)は熱が伝わる効率が高い。
お湯の温度と、肌(体表面)の温度の差、
つまりギャップが大きければ大きいほど、
素早く熱がダイレクトに伝わってきて、
「あっつ!」とびっくりする。
我慢してしばらく静かに入っている。
すると、熱伝導の過程で、肌に近い部分のお湯の温度だけが下がる。
境界層ができる。
肌と、お湯の温度差が、境界層ができることで緩和される。
つまり、ギャップが小さくなるので、
熱を感じにくくなり、
だんだんと気持ちよくなってくる。
で、何が言いたいのか。
この仕組み、
新しいことにチャレンジするとき、
新しい環境に身を置くときなどに、
持っていると役に立つ心構えと似ていませんか?
何かにチャレンジしようと思って、
新しい場に足を踏み入れてみると、
頭ではわかってはいても、
ギャップに驚くことがたくさんあるとおもうのです。
価値観。考え方。優先順位。スタイル。。。。
そして、そのギャップ、
その場に慣れ親しんでいる周囲の人にはわからないことが多い。
すると、孤独感を感じてしまったり、
自分が異質なんだとおもってしまったり、
不安感からどんどんモチベーションが下がっていく。
せっかく、心機一転がんばろう、
と勇気を出して一歩を踏み出したのに、、、
と残念で悲しい気持ちにもなりますよね。
このとき、
熱い風呂にも慣れる方式で対応してみたらどうでしょう?
実際にギャップを感じている自分を認める。
大きなギャップを感じて、ピリッとした違和感を感じているのだと理解する。
自分や他人を責めて感情を暴れさせることなく、自然なことだと捉える。
まずその場にとどまって、その場のルールに従ってやってみる。
実はこんなギャップを感じている、と周りに伝えてみる。
「ああ、わたしも最初はそうだったよー」という経験談が聴けて安心する。
黙って続けてやってみたら、意外と効率よくできるようになる。
その場にだんだんと慣れてきて、安心しはじめる。
熱交換と温度差での仕組みと同じで、
一時的に「熱い!」と感じている状態だと理解する。
そして、抵抗せず、静かに場になれようとしてみることで、
熱さを感じにくくなる境界層をつくりだす。
というわけです。
わたしも昔は、
大きなギャップを感じると、
無駄に感情を揺らして、
ストレスをためまくっていました。
それが新しいチャレンジへに対して、
壁を感じる一つの要因にもなっていた時期があります。
いまは、上手くコントロールできているのですが、
この熱い風呂にも慣れる方式を、
自然と使っているとわかりました。
過去のわたし自身に、
この熱い風呂にも慣れる方式、
ぜひ教えてあげたいなとおもいます。
最後に念のため。
熱い風呂にも慣れる方式使ってみたけれど、
どうしてもギャップへの違和感がぬぐえず、
自分の心身に良くない影響が及ぶのであれば、
我慢せず、その場から出ればいいのですよ。