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本当にわかりにくくなっている。

心にうかんだこと

こんにちは。
最近のわたしは、
インプットしたいことが多くて(別名:漫画を読む)、
アウトプットモードがやや低下。
ブログの投稿が少なめになっていました。

いま「チ。ー地球の運動についてー」を全巻読破し、
一息ついたところでこれを書いています。
(中世ヨーロッパで異端とされた地動説に関わった人の生きざまを描いた漫画。地と知と血がテーマ。ゆるふわ度ゼロ。)

さて。

世情に対する諸々の意見を観察していて、つくづく思うのは、
なんだかとてもわかりにくくなってきた、ということ。

わかりにくいので、
今後は、
情報量というより、
「◎◎に近い筋からの情報」、
という情報の筋に価値を置くようになるだろうということ。

つまり、これまで以上に「人」に依拠する感じ。
もっとはっきり言えば、「誰か」を「信仰する」。

「◎◎さんは△△に近いところから情報を得ているから、全面的に信用する。」
「◎◎さんが××を支持しているから、わたしもそうする。」
という状態。

結局は、
「権威性」に動かされやすいのだろうとおもいます。

某国戦争。
感染症。
日本の政治(改憲の是非)。
お金。

論点は山のようにあって、
赤は赤、青は青、
とキレイに分かれているように見えるかもしれない。

でもよく見ていくと、
赤の中でも、
70%は意見が合致するけれど、
30%は合致していない、
ということは、
珍しくないと感じています。

夏に選挙を控えている日本では、
特に、
「改憲」「護憲」という言葉だけに囚われず、
「何を」改めようとし、
「何を」護ろうとしているのか、
を見ていこうとおもっています。

たとえば「平和」と一口に言っても、
平和を守るための手段としてイメージしているものは、
案外異なっている可能性もありますからね。
キレイな抽象的な言葉には要注意。

明日は憲法記念日なので、
テレビやSNSでも多くの立場が示されるでしょう。

それらは、
たった一つの真実ではなく、
たった一つの選択肢ではない、
ということ。

議論というと、
論理、一貫性だけが優先されがちですが、
感情もないがしろにしなくて良いとおもいますよ。

あらゆる意見があることは認めつつ、
いまここで生きている大人として、
いよいよ本気で、
生きるということに向き合い、
その生き方になるべく合う選択をしていく時代に、
実はもうとっくになっているのですよね。

もちろん、
「権威性」「とにかく勝ち馬に乗る」という基準でも、
それはそれで間違いではありませんよ。

その選択が、
本当にあなたの価値観を反映したものであれば、
きっと後悔はないはずです。

なぜあの時、自分で選ばなかったのだろう、
なぜ、大切にしたいものを選ばなかったのだろう、
という後悔だけはしたくないから、
わたしは、みて、学んで、選んでいきたいとおもいます。

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