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冬至に思うあれこれ

心にうかんだこと

碧宮レイラです。メール鑑定メインのカードリーダーで、現実をモチベートする鑑定、使える鑑定、気づきを量産する鑑定を提供しています(通常鑑定は受付停止中)。

今日は冬至ですね。一陽来復。

かぼちゃをいただく、ゆず湯に入るなどなど、それぞれの過ごし方でゆっくりなさってくださいね。

 

ちなみに、陰極まり陽転する冬至のタイミングは、古代多神教時代のとある信仰では太陽神の復活と目されていて、それがキリスト教にとりこまれてクリスマスとして仕立て上げられた。

つまり12月25日はイエスの誕生日ではない。

という説があることは、まあまあ最近に知りました。じゃあなにを祝ってるのでしょうね。興味がある方は調べてみてね。

 

そうそう。先日、NHKオンライン講座の「古代ギリシャ・ローマ魔術史」(藤村シシン先生)をアーカイブ視聴したのです。

魔術を使いたいのではなくて、魔術って何?どういう扱われ方をしてきたの?ということに興味があったから。

 

簡単にいうと、古代では、普通ではない=魔術だったと。いい意味でも。良くない意味でも。両極の部分=普通じゃない、ですね。

古代人からみれば、現代の電子レンジやらテレビやらも魔術でしょう。

 

さらに内容が普通かどうかだけではなく、使う主体によっても扱いが違ったようです。

治癒の呪文(これ自体普通ではない=魔術のはずなのだが)を、アスクレピオスが使えば医術、キルケーが使えば魔術。

ってな感じで、呪文を扱う女性が異端視され、魔女として迫害されてきた歴史の根っこを垣間見たような感じがしました。

アスクレピオスといえばWHO(世界保健機関)の象徴ですものね。興味深いなあ。

 

面白かったことをもう一つだけ紹介しましょうか。

古代の魔術では、紙に書くより石に刻む方が強力らしいのです。

で、「のどが痛い時に効く指輪」というのがありまして。古代人も、めっちゃ喉痛かったのねー。

ラピスラズリとゴールドの組み合わせ。

ラピスラズリの丸いプレートがくるくる回転するんです。鉄棒の前回りみたいに。

片面にはある果物の絵。片面にはある文字がある形になるように彫られている。

何だと思いますか??(この画像シェア禁止なので想像してくださいまし)

 

ポイントは、魔術の基本は、共鳴・同調、ということなのです。

つまり、「のど」っぽい果物ということですね。のどの奥の方にあるアレ。。

正解は「ぶどう」。ぶどうの絵、ぶどうを示す言葉が、ぶどうの形になるように逆三角形におさまるように彫られているのです。

おもしろー!となりました。

 

魔術の基本が共鳴・同調だとすると。。

知らず知らずのうちに魔術使っている人が多いと思いますね。本質的に。だってシンクロってことでしょう?みんな大好きじゃないですか!

周波数調整とか遠隔ヒーリングとかも魔術の範疇ですよね。

なんなら絵や音楽で感じる癒しもまさにそう。

いいじゃないですか。みんな魔法使いで。

無理に科学者ぶるよりよっぽどわかりやすい。

 

共鳴・同調が重要視されていたことの例はほかにもあって。

たとえば魔術使う人たちって、身体を縛るような服とかは着なかったらしいのです。ゆったりしたローブを好む。

これも、リラックスというか、要は、望まない共鳴・同調対策なんですって。

拘束のイメージと同調するベルトとかを身に着けないことで、拘束魔術から身を護る。

へー!!となりました。たしかに、現代でも、それっぽい人はゆったりしたお洋服を着ていらっしゃいますものね。

勉強になりました。

 

生贄使って相手にダイレクトな危害を加える系の黒い魔術のイメージだけで魔術というものを毛嫌いしていると、本質を見逃すかもしれないですね。

とはいえ、どれが大丈夫な呪文かどうかなんて、ギリシャ語やラテン語が読めても判別が難しいのかもなあとも思いましたね。

信仰っていうのは、こういう疑念を吹き飛ばした概念だなあとつくづく思います。

 

まとまりがない文章でした。読んでくださってどうもありがとうございます!

 

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