今日はちょっと辛口よ。
でも大事なことだと思っているから書く。
水星逆行中でも書くわ〜笑
先に言っておくけれど
わたし自身の経験を振り返って
内省的に書いているものですから。
自分の行動に当てはまることがあっても
自分自身が批判されたと受け取るのは
やめてくださいね。
「ふーん、こういう意見もあるのね〜」
くらいの気構えで。
お願いしますね!
さて本題。
私には自然と字を追ってしまう習性があるようです。
長文もあまり苦になりません。
こういう習性も相まって。
アイデンティティを揺さぶられるような出来事があり
スピ自己啓発(と付随するMLMとか)に沼っていたとき。
片っ端から無料占いを読みあさったり
気になった命術系占い師の鑑定を受けて
自分の性質や人生の流れを表現する言葉をみつけては
当たっている〜と快感を覚えて
わかった気になる。
ということを繰り返していました。
その時はなんだかスッキリしたと思うのです。
でも現実は特に変わらなかったですよ。
今なら理由がわかります。
・楽して快感が欲しかった面がある。
・省エネで、外側から与えられる、絶対的な何かを欲しがった。
・一方で、自分の行動に影響を及ぼしそうな助言は、めんどくさいとかやり方がわからないという理由であえてスルーして、実はちゃんと受け取っていない。
・そのくせ、現実に変化がないと、相性が悪かったのか?と外側をまず疑い、内側に目を向けることなく、ジプシーのように対象を乗り換える。
・定期的におとずれる不安を、ありのままのこのままの私で良いのよ♡と誰かに言わせて、そう思うことでなだめている。
要は、アイデンティティーを失って空っぽな自分はそのまんまで、外側から与えられる、自分が欲しい言葉で埋めて快感を得ようとしただけで言動に反映させず、せっかく当たったフォーカスもいつの間にかピントがずれて、自らの言動によってつくられていく現実も変わらなかった。
快感が欲しいだけで、自分や世の中の解像度を高めて生きやすく自分を整えたい欲求が、自分の内側にまったくないのであれば、言葉探しで快感を得て終わりにしたって、構わないわけです。
でも私は、これじゃダメだ!!全然生きている感じがしない!!と思ったから、40代半ばあたりからかな、沼から徐々に足を引っこ抜いて、今に至ります。
カードリーディングは自信を持ってやっていますけれど。
快感が欲しい人用のスピスピしたものにして、かつての自分を再生産したくない。快感で終わらせない気づきと、気づきに基づく言動につながるものを提供したい。
自分自身が心から使いたいと思えるカードを作っちゃったのも、こういう強烈な問題意識が根っこにあってのことです。
仕上げとして、スピに頼らず、自分史を整理して、自分自身のあゆみから見えてくる価値観や世界観を認識し、自分なりに言葉を与えたことは、結構大きいです。(関連記事こちら→⭐︎)
内省を深めるって、独力で自分を掘りすぎて、目の前の人の言い分をまっすぐに聞かずに妄想だけで完結する、というバランスの悪さに陥る副作用もあるので要注意なのですが。
今の40代以上って、若いころに自己分析をあまりやらずに、世の中の尺度に乗るとか勢いに任せるとかでここまで来ちゃっている節があるので、もし、何をやっても空っぽ感が拭えずに、自分で自分を満たせず、外側への依存が止まらないのなら、やってみても良さそうですよ。(※リピーターさんには対応していますので問い合わせてね。)
あとね、スピ自己啓発に沼っていたときって。
総じて暇だったと思う。
今では暇をひとりで心底楽しめるけど、
これって割と高等技術だと思うのです。
空っぽのままだと、だいたい、罪悪感とか抱くから。
(スピ自己啓発の甘い言葉が必要になる悪循環。)
とにかく暇すぎて、空っぽな心を埋めるために、
罪悪感を抱えたまま余計なことをあれこれ妄想してしまうのなら。
さっき言った独力で自分を掘りすぎる副作用を回避するためにも。
週2回のアルバイトでもボランティアでも
なんでも良いから
新しい環境に身を置いて
体を動かして
今まで接点のなかった人としゃべって
ちょっと忙しくしてみると良い。
めちゃくちゃ好きでワクワクすることじゃなくてもいい。
嫌いなことや不得意なことじゃないこと。
それでアンカーを打つ。
まずは、一歩目として、ちらっとネットで求人情報みてみたり、近所をお散歩するときに、お店に貼ってある求人ポスターを眺めてみることから始めても良さそう。妄想で欲張ったり怖がったりせず。ダメ元で。
適度な適切な自己分析をして、「自信を蝕む妄想を許す暇」をつくらないシステムとして適度に社会とのつながりを持つ。
そうすれば、妄想ではなくてリアルの人間の反応から得られる気づきを、もっと大事にして生きるきっかけになり、自分の言動で現実が変化していくよ。
私自身も、適度で適切な自己分析と社会とのつながりを、これからも大切にしていきます。
関連記事こちら。