寒い朝が続いていますね。
しん、と冷えながらも、日差しにはひとしずくの春の兆しを感じています。
みなさんの地域ではいかがでしょうか?
さて本日のお題。「目標は凝視するな!」です。
わたしが提供しているメニューは、占いという枠を超え、だいたい、カードリーディングで得られたメッセージを反映した目標を立てる、というプロセスをデフォルトに含んでいます。
このように書きますと、なんていうのかしら、占いなのに仕事っぽいとか、堅苦しいとか、狭まるとか、そういうネガティブな感情を抱く方もいるようです。
どんな感情を抱いてもOKなのですが、説明が足りなかったかもしれないので、ちゃんと説明しようとしてこれを書いてます。
目標=堅苦しい、狭まる、と捉える背景には、おそらく、「目標」と位置付けたものは、絶対に達成しなければならない!という刷り込みがある。だから「目標」を凝視し、囚われ、つまらなくなる。
という構造があるであろうことをまず、指摘します。
達成率を要求されるお仕事では、これで良いのかもしれません。
しかし、わたしが提唱する「カードリーディングで得られたメッセージを反映した目標を立てる」というときの目標は、この構造の外に置きます。
「行動のための目標」「一歩を踏み出し続けるために置く目標」です。
目標は、理想に向かうための道のりに置くマイルストーンみたいなもの。
理想に向かうためのルートは一つではない。
そもそも、自分がやってみたいことを目標にするのだけれど、置いたマイルストーンを踏まずに、別ルートで理想に向かうことはOKなのです。
ピラミッド型のマイルストーンを円柱のマイルストーンに置き直してもOKなのです。
目標は、理想に向かって、一歩踏み出すための、行動をうながすための、途中経過。
凝視すべきは理想であり、目標は、とりあえずやってみるならこれだよね、という目印の一つ。
当初の目標に、形式的に、100%全力投球する必要はないのです。
凝視せずに、固定せずに、浮かばせておくイメージです。
例を挙げます。
心地よい居住環境に身を置く。という理想がある。
これからの人生をイキイキと過ごすためには、これは是非とも実現させたい。
リアルなコミュニケーションを示すシンボルが出た。
だから目標の一つに、心地よいと感じる環境にいる人にじっくり話を聞くことを置いた。
想定していた人にコンタクトを取ってみた。
でも、どうしても都合がつかない。
話が聞ける知り合いが思いつかない。
目標を形式的に捉えて、凝視していると、ここで、「できない。」になりがち。(さらに「自分はダメ」と自分責めを始めちゃったりね。)
「目標は凝視するな!」「浮かばせておく」「行動のための目標」「凝視するなら理想」がわかっていると、ここで、「どうすればできるか。」に意識が向く。
人=知人・友人と思い込んでいたけど、SNSで見かけたあの人でも良いかもしれない。ダメ元でDM送ってみよう。
話を聞く=じっくり対話はできないかもしれないけど、説明会や講話に参加するのもアリ。参加申し込もう。
と次の一手に向かえる。
すると、想定していたよりも、実践的な知識が得られたりする。理想と現実の現実部分がよく見えたりする。ということにつながります。
理想に羅針盤がセットされていて、目標が姿を変えることに寛容であれば、一歩を踏み出し続けられるのです。つまらないと感じる暇がないのです。
一歩踏み出すから、見えなかった景色が見えて、知らなかった考え方や人に出会えて、影響を受けて、自分がバージョンアップしていくのです。
「目標は凝視するな!」
「浮かばせておけ!」
「一歩踏み出すための目標」
「凝視するなら理想」
わたしが提唱する「カードリーディングで得られたメッセージを反映した目標を立てる」というときの目標は、自分の力で自分をバージョンアップさせ、理想に近づくための、目印の一つ。
理想の方をしっかり見つめる。形式的に目標を凝視するのではなく、浮かばせる。目標の形が変わることに寛容になる。一歩ずつ踏み出し続ける。その一歩があなたを理想に連れていく。堅苦しいどころか、可能性に満ちたものなのです。
どなたかの心に響けば嬉しいです。
碧宮が雑誌CREAに掲載されています。
3月末までの割引メニューあります。
画像をクリックして確認してね。↓