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顔出し=信用に物申しても良いですか?

心にうかんだこと

最近、Ameblo界隈や、メルマガ界隈で、
こんな論調を複数見かけました。

個人ビジネスをしている起業家が、
恥ずかしいから、身バレしたくないからと言って顔出しをしないのは、
あなたの事情>お客さまの事情になっているので、よろしくないですね。
起業家たるもの、顔出し=信用です。

結論から言うと、私は、そう言い切れないよなーと思っています。

あなたが何らかの理由で身の危険を感じるのであれば、
集客の段階で、無理して正面からの顔出しをする必要はないよ。
あなたを守れるのは、あなただけだよ。

と申し上げたいのです。

もちろん、私は、集客や起業のアドバイザーではございません。
会社員をやりながら、カードリーディングを提供している市井の占い師です。

WEB集客で月商◎◎◎万円稼ぐ方法教えます!!
みたいなノウハウは、存じ上げません。

それでも、やっぱり、
このような顔出し=正義とでもいうべき論調に対して、
顔出しに抵抗感のある人がどのように反応すべきかについて、
あえて物申したいのです。

私自身、ある事情があって、とっても悩んだことだから。
そして、本当に少しずつ少しずつ前に進んできたことだから。

顔出し=信用という論調に傷つき、
前に進めないでいる誰かのお役に立つといいな、と思いながら、
この記事を書いています。

ちょっと耳を傾けてみよう、と思っていただけるなら、
この先を、ぜひ読んでみてくださいね。

私自身の事情から。

私は、集客段階においては、正面からの顔出しはしておりません。
ストーカーされた人に、認識されたくないからです。

ストーカーって、マジで怖いです。
絶対見つかりたくないです。

私がストーカー被害を受けたのは、
もうかなり前のことではあります。

でも、本当に怖かったのですよ。

身体接触はなくても、住所を特定された上で、
家族皆殺しと書かれたりしております。

ストーカーの家宅捜索において、
私の写真をカラーコピーして、
切り取って、何百枚と保管していたものが発見されております。

加害者は、刑事裁判で有罪になっておりますが、
初犯ということもあって、
執行猶予付きで野に解き放たれております。

保護観察は付きましたが、
とっくに期間終了しております。

本人が生きている限り、
接触のリスクは存在します。

ゆえに、顔出しについては、
とにかく慎重です。

今のプロフ写真も、少しずつ、少しずつ、
恐怖がやわらいできた結果、ギリギリのところで出しています。
(そこらへん乗り越えた経緯はこの記事をご覧あれ。初期は後ろ姿だけだから!)

怖がる自分を責めなくて良い。

何年経過しようが、負った傷というのはあります。
その傷の深さは、あくまで主観的なものです。

過去を忘れようとか、過去は不要なものだとか、
他人から上辺だけの理屈を言われても、
なかなか癒すことは難しいのです。

本当に「力のある」方のトラウマヒーリングなどでは、
恐れが和らぎ、少し前に進む感覚は確かにありましたが、
出来事自体をゼロに抹消するということは、難しいです。

だから、過去に怖い思いをした経験があって、
それに基づいて顔出しに抵抗がある人は、
怖いという気持ちを責めたり押し込めることも、
無理に正面から顔出ししようとすることも、
しなくて良い
です。

大したことないかどうかは自分が決める。

そして、出来事の軽重を、
それは大丈夫、それは大丈夫じゃない、
それは大したこと、それは大したことじゃない、
などと、他人が無責任に言えるものではございません。

例えば、ストーカー被害のトラウマは仕方ないけど、
職場の人にバレたら困るというのは妄想だから大したことない、
など、他人が一刀両断に判断できることではないと思いますよ。

職場の人にバレたら困る、と感じているから、
顔出しに抵抗がある人は、そのこと自体を責めなくて良いです。
大したことがないかどうかは、自分が決めるのです。

ただ、「困る」の中身は、冷静に特定しておくと良いですね。

職場の人にバレたら困る、というのは、
職場の就業規則に触れて、職を失うリスクがあるのか。
なんとなく気恥ずかしいという気持ちがあるだけなのか。
本当は職場の人ではなくて、家族にバレたくないのではないか。

まともなアドバイザーなら、
このあたりを、冷静に、一緒に、整理してくれると思います。
整理もせずに、顔出ししろ、と言ってくるような方は、
私はあまり信用できません。

誰も100%の保証はできないと知る。

論調その1)
・アクセス数が少ないから、そもそも見つけられるはずがない。過剰反応しすぎ。
もっと認知されてから心配すれば良い。

物申す)
理屈ではそうなると思います。
ブログを書いても、SNSでシェアしても、
実際、そんな簡単には認知されないですからね笑

ただね。100%言い切れないですよ。万一はあり得ます。と。
当たり前ですが、その上でのアドバイスなのです。
ここを理解し、納得しておく必要があります。

どんなに高額な料金をお支払いしていても、
起業に関わる一切が、最終的には自己責任なのです。

バレたくない事情があったのに、バレてしまった時、
集客アドバイザーの責任にはできません。

お金を払ったのだから、
集客アドバイザーに責任をとらせようというマインドが強すぎると、
自分の責任で大事な決断をしていく場面が多い起業では、
気苦労が多いだろうと思います。

顔出し以外に、信用が得られる方法はないか?

そもそも。

顔出し=信用が得られる。
顔出しをしないこと=信用が得られない。
という公式に対し、疑問があるのです。

論調その2)
お客さまの立場になれば、安心してもらうべく、自分がどんな人なのかを知らしめるべき。
顔出しは、どんな雰囲気の人かを伝えるためには、必須である。

物申す)
前段はその通りだと思います。安心してもらうために、どんな人なのかを知ってもらうべきです。
でも、後段の、顔出し必須説は、否定します(職種による)。

雰囲気というのは、正面からの顔出し写真だけで伝わるものではありません

日々綴られる文章の内容や言葉遣いの累積でも、よく伝わります。
顔出ししなくても、音声情報があれば、声色や声量などから、よく伝わります。

補助的に雰囲気を伝えるためには、イラストでも良いですよね?
このご時世、自撮り画像からAIがイラストにしてくれるアプリもございます。

イラスト画像+文章や音声、という方法も、アリなんです。
安心できそうか、信用できそうか判断するためには、十分だと感じる人もいるのです。

逆に、正面からとはいえ、盛りまくった写真と、
実際に対面したお顔が、ものすごーく違う、
盛りまくった宣伝文句と、実際のサービス内容が、ものすごーく違う、
ということで、あらまあなんだかなーと思ったことがあるのですが、
みなさんはいかがですか?

ちなみに、私は、正面から顔出しをしていなくても、
比較的高額なセッションの申し込みをしたこと、複数回ありますよ。
決め手は、あくまで、その人の文章から読み取れる考え方や、コンテンツでした。

顔出し=信用が得られる。
顔出しをしないこと=信用が得られない。
この公式にこだわりすぎているアドバイザーには、
こう聞いてみてください。
「顔出しせずに、信用を得られる代替策は、何かありませんか?」

まともなアドバイザーなら、きっと、一緒に考えてくれると思いますよ。

あきらめずに進めることができるのも、あなただけ。

顔出しについては、わたし自身、少しずつ、少しずつ、進んできました。

プロフィール写真を切り替える時、
100%大丈夫だと思ったわけではありません。
怖い気持ちは残っていました。

肌感覚として、怖い気持ちが30%を下回ると、
前に進めた気がします。

ヒーリングの効果もあるでしょうし、
時間薬の効果もあるでしょう。

何より、伝えたい、知ってほしい、という気持ちが高まり、
怖さを凌駕したことが大きいと思います。

怖さにフォーカスするのではなく、
伝える、知ってもらうことにフォーカスできるようになったのは、
怖い気持ちを抱えながらも、
学びを深め、自分のサービスを向上させてきたからです。

顔出し正義の論調にも腐らず、
弱さを盾に相手に配慮を求めず、
自らの責任で、
少しずつ前進する道を選んだからです。

あなたが何らかの理由で身の危険を感じるのであれば、
集客の段階で、無理して正面からの顔出しをする必要はないよ。
あなたを守れるのは、あなただけだよ。

付け加えます。
あきらめずに少しずつ進めることができるのも、あなただけだよ。

この記事が、顔出し=信用という論調に傷つき、
前に進めないでいる誰かのお役に立つといいな、と思います。

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