海外編
行ったことがある国・地域は15くらい。
USA(カリフォルニア・ハワイ)、カナダ(バンクーバー)
韓国(ソウル)、シンガポール、マカオ、香港、
イングランド、フランス(パリ、南仏)、
ドイツ(ミュンヘン、フランクフルト、ケルンほか)、
スイス(チューリヒ)、イタリア(ローマ、ベネツィア、ミラノ)、
スペイン(バルセロナ、グラナダほか)、
スウェーデン、トルコ、エジプト。
仕事で行った場所もありますが、
学生時代に行ったところが半数以上ですね。
わたしが学生の頃って、
いまと比べると円がまだ強くて、
現地で憧れブランドを買うことに、
謎のミッション感じていたりしました。
いま思えばもったいないかなー
さてめずらしいところを振り返ってみますか。
まずスウェーデン。
2回行っていますが、
1回目は3泊でオーロラをみにいきました。
ストックホルムから、キルナという町へ。
猛吹雪の中、小さなプロペラ機に乗ったときは、
窓から見えるエンジンが雪で真っ白だし、
あまりに上下に揺れるので、
さすがに色々覚悟しました。
最後の夜にオーロラが出現してくれました。
規模は小さめでしたが神秘的でした。
グリーンの小さなカーテンが、
夜空に小さくゆらめいていました。
実はオーロラ以上に印象に残っているのが、
スキー場でのアクシデント。
T字型のバーだけの、
めっちゃシンプルなリフト。
降りるときにちょっともたついていたら、
背中にものすごい衝撃が!!
息が止まりそうでした。
振り返ると、現地の男の子が、
「げっ」という表情でこちらをみていました。
彼が勢いよくリフトから降りて、
T字型バーがブランコみたいに弧を描いて、
もたもたしていたわたしの背中に当たった模様。
スタッフ配置とか皆無の、
地元の小さなスキー場ですから。
痛いしショックだし、
めちゃくちゃテンション下がりました。。
同行者よ、ごめん。。。
背中、しばらく痛みましたねー。
次にトルコ。
Q:なんでトルコに行ったの?
A:「天は赤い河のほとり」の聖地巡礼のため。
わかってくださった方、心の友です(笑)。
トルコに興味をもったきっかけは漫画です。
ヒッタイト(現トルコ)にタイムスリップした女子中学生(!)が、
現地のイケメンで有能で優しい皇太子と恋に落ち、
なぜか備わる天性の政治軍事センスをもって権謀術数をくぐりぬけ、
皇后となってヒッタイトで生を全うするというお話。
学生時代にドはまりし、
ああ、、、わたしもぜひ赤い土に吹かれたい。。。
と思っていたのです。
新聞広告をみながら、
トルコ周遊で◎◎円なんだー
行きたいわーとつぶやいたら、
お友達が「わたしもトルコ興味あるー」と言ったのを聞き逃さず。
卒業旅行その1で行きました。
イスタンブールから空路で入って、
めちゃくちゃバス移動。
トロイとか、パムッカレとか、カッパドキアとか、
巡りに巡って、アンカラから空路で帰国。
もっとも異国を感じた国でした。
イスラム圏が初めてだったのですが、
イスタンブールに到着した翌朝。
まだ薄暗い窓の外に響き渡る「アザーン」。
1日5回のお祈りを促す放送。
なんともいえない響き。。
これ聞いたとき、
あーーわたし異国に来たんだ!!
と全身で体感したことをおぼえています。
どこか懐かしい感じもしました。
ちなみに。
アザーンと、石焼き芋の歌は、周波数が似ているらしいです。
だから、イスラム圏の方は、夕方に流れる石焼き芋の歌を、
敬虔な気持ちで聴いているみたい。
過酷なバス移動も印象深い。
北海道から九州までに等しい距離を移動しています。
5日間くらいで。
ほぼ毎日朝5時30分発とかいう鬼スケジュール。
普通のマイクロバスが、
舗装もいまひとつの道路を、
猛スピードで駆け抜けていくんです。
ドライバーひとりだった気がするのですけれど汗
疲労と揺れで、半分くらいは寝ていましたね。
とある遺跡では、いきなり強風が吹いてきて、
小さい石がバンバン飛んできて、キャーキャー言っていました。
彼女とは、いまだにご飯を食べに行く仲なのですが、
このときの鬼スケジュール、石のつぶて事件、
たびたび話題に出ます。
お互いにとって、とても印象深い旅でした。
ちなみに、赤い土には、カッパドキア(奇岩群)で何となく吹かれました。
最後にエジプト。
ピラミッドをみてみたい。
ナイル川をみてみたい。
アブシンベル神殿をみてみたい。
考古学博物館行きたい。
天は赤い河のほとりで好きだったラムセスの子孫のミイラみてみたい。
(ヒッタイトとエジプトは、領土争いをしていました)
というわけで、エジプトに行きました。
社会人2年目。長期研修に入っていて、
年末年始に長いお休みをとることができる、
一生に一度のチャンスと先輩方に言われました。
真っ先に、エジプトが思い浮かんだのです。
さすがにエジプトに自由旅行は厳しい。
HISの高級路線のツアーに一人で申し込みました。
治安を考えると、ホテルはちゃんとしたところに泊まりたい。
添乗員もいてほしい。
冬のボーナス消えました。
年末にカイロに到着して、
ライトアップされたピラミッドをホテルの窓から眺めていると、
現実ではないような気がしました。
クフ王のピラミッドの中、入りましたよ。
あんまり覚えていないのですけれど、
狭くて暗い通路を這っていったことは覚えています。
積上げられた石の一つ一つが、信じられないほど大きくて。
当時はまだ大変ピュアでしたので、
人間がこれをつくったなんて。。。
と感動していました。
ただ、規模感でいえば、アブシンベル神殿が印象深いです。
3000年砂に埋まっていたとか信じられない。
カイロからは南に900㎞にあるアスワンという町にあります。
雰囲気が全然違いました。お花も沢山咲いていて。
空と川の青と、サンドベージュと、赤と、緑とが、
すごくキレイだなあと思ったのを、
いまでもありありと思い出せます。
そうそう。ナイルのほとりに泊まっていたら、
身体のどこかを、なんらかの虫に刺されて、
腫れまくりました。
ツアーに参加なさっていたお上品なご家族が、
虫刺され薬を持っていらして、事なきを得ました。
考古学博物館。
整理しきれない遺物が、
そこらじゅうに放置されています。
3200年以上前のラムセス2世のミイラに、
淡いゴールド?茶色?の髪の毛が残っていて、
それが妙に印象に残っています。
いま行ったらどうなんだろう。
酔うかもしれないな。
・・興奮して書いていたら、
思ったより長くなりました。
パリで具合悪くなった話とか、
ローマでしょうもないことで泣いた話とか、
色々あるのですが、海外編もここまでにしておきます。
そして、漫画とラーメンについては、2につづきます。
一体だれが読むのだろうと思いながら書いていますが、
興味を持ってくださって、ここまで読んでくださってたあなた。
本当にありがとうございます。
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