月から土星を駆け抜けた夏と秋。

はじめに

題名からは全く想像つかないと思いますが、実はこの記事はサイトリニューアルについての振り返りです。正確にいうと、今回のサイトリニューアルの過程は、月の幻想に対する大きすぎる気づきを経て、土星が生涯にわたって重しとして投げかけてくる課題に立ち向かう、という意味合いをもっていたことをエモーショナルに振り返るものです。ノウハウ的な振り返りはほとんどありません。約5000字という長めの記事になりますので、最後の「振り返ってみてひとこと」だけ読んでくださってもOKです。

リニューアルの動機~本気で投資する~

じつは、2020年5月に公式サイトを立ち上げていました。以下旧サイトと呼びます。この旧サイトをつくったのは、鑑定を必要としている方にお届けしたいなと考えたとき、オンライン上の「名刺」代わりになるものが必要になるとおもったから。はてなブログの無料版で発信していましたが、プロフィールも確認出来て、鑑定の申し込みもできるわかりやすいサイトという意味では物足りなさがありました。固定費はなるべくゼロに・・というスタイルの方が周囲に多かったこともあり、独自ドメインもサーバーとの契約も持っていませんでした。でも、自分のサービスを受け取ってもらいたいというエネルギーは、何に乗って伝わるのか、を考えてみたとき、シンプルに、お金だと思いました。固定費ゼロスタイルの自分のままでいたら、人を介して循環するこのエネルギーをせき止めてしまうように感じました(考え方は人それぞれです)。

だから、ここは、しっかり投資しよう。と思っていたときに、ワードプレスの制作の初心者からの立ち上げをサポートするコンサルプランが目に留まり、旧サイトをつくりました。このときは、ドメイン取得とかSSL化とか必要なプラグインなどの初期設定は丸投げ状態。事前に何となくイメージを伝えてすすめていただいた無料テーマがすでにダウンロードされた状態で作業をはじめて、ZOOMコンサルを合計120分、LINEでのアフターフォローを1カ月受けながら、ゼロ知識から20日間くらいで作りました。(なぜワードプレスを選んだか云々については割愛します。)

オンライン上の「名刺」としての役割は必要十分なものが出来たのですが、作っているときから、ちょっとやっつけ感が出てきてしまっていたのと、ワードプレス特有のブロック編集(いまはクラシックエディタにしてます)にチューニングが合わず、書きづらいな。。。やりづらいな。。。と感じるようになりました。いま思えば、一番大事な、世界観とか、想いの部分を練っておくべきだったのです。そこを吹っ飛ばして、「何となくそれっぽいもの」を作ってしまったことで、育てていく意識が薄く、放置しがちでした。ブログも、使い慣れたはてなブログのままにしていたのも、いま振り返ると中途半端でしたね。お金は出したけれど、マインドもハートも追い付かず、ワードプレスに向き合いきれませんでした。

旧サイト公開から1カ月程度。この後にくる大きな波を感知していたのでしょうか。もっと自分になじむ、もっと自分がワクワクできるサイトにできないだろうか。もっと見やすいサイトにできないだろうか。早速リニューアルしようと考え始めました。そして、このリニューアル作業は、単なるサイトの外観変更ではなく世界観の掘り起こしを伴う大手術になると思われたこと、ITリテラシー偏差値50くらいのわたしが独学でワードプレスを攻略するのは非効率の極みであること、苦手なものはすぐあきらめる傾向があることを踏まえ、今回はマンツーマンで伴走してくれる人を探そうと思いました。

伴走者の存在

伴走してくださった方は八ヶ岳にお住いの林美代子さん。2019年冬、ひょんなことから美代子さんのブログにたどり着いて鑑定をしていただいて以来、SNSでつながりを持たせていただいておりました。彼女に伴走をお願いした理由。それは、美代子さんのブログを読んだとき、なんて誠実さと知性に満ちた深い世界観なのだろう!と感銘をうけたことを思い出したからです。誠実さと知性。わたしも大切にしている価値観を共有できると思いました。彼女はわたしに欠けている理系ベースですし、プログラマー経験、ベンチャーでの広報をはじめとした広範囲な業務経験もあるから、ひょっとしてサポートしていただけるのではないか。しかも、一度鑑定をお願いした際に、わたしが抱える過去とそれが自己開示に及ぼしている影響についてもちらっとお話してあるから安心できる。と考えてコンタクトをとってみました。すると、こんな感じでこれくらいの費用感でできるかもしれないから、一度ZOOMでお話ししましょう、と言っていただき、コンサルを経て、本格スタートしました。最初に言っておくと美代子さんなしにサイトリニューアルを成し遂げることは不可能でした。感謝しかありません。

リニューアル概要

サイトリニューアル作業には、思いついてから約4カ月の時間をかけました。ものすごく乱暴にざっくり分けて説明すると、①自分の世界観を掘り起こしながら提供できるコンテンツを組み立てる②世界観とコンテンツにフィットするテーマを選んで中身を作りこんでいく、という2段階がありました。週1設定のMTGをベースに、①は課題を埋めていきながら、②は実際にワードプレス上で作業しながら進めていきました。

①は、例えば、「好きなこと」「自然にできること」の洗い出し、「サービスイメージの書き出し」「誰のためにエネルギーを使いたいか」の整理を行い、世界観を反映したコラージュを作り、メニューのリニューアル案を自分でつくっていく

②は、サーバー側の設定(サブドメインの取得など)から、ワードプレス側のどんなテーマ(テンプレみたいなもの)を選べば世界観やメニューが伝わりやすいかの相談、ダウンロード、インストールなどの初期設定を教えていただきながら、作業はすべて自分の手を動かして行いました。

苦しかったこと~月と土星からの試練~

ITリテラシー偏差値50くらいのわたしです。当然IT用語に不案内で、ワードプレスに関するマニュアルなどを読むのも、たとえばカスタマーサービスに問い合わせをするための用語を理解するのも、本当に苦労しました。今回選択した有料テーマの構造を理解するのも、直感操作では難しく、GoogleAnalyticsもうまく接続できなかったり、美代子さんに泣きついてばかりでした。

ただ、本質的な苦しみは、自己分析と自己表現の部分にあったように思うので、以下この点に絞って書いていこうと思います。

・自己分析。 

この振り返りの筆も2日間進まないくらい苦労しました(笑)。前述①「自分の世界観を掘り起こしながら提供できるコンテンツを組み立てる」の段階ですね。自己分析的なところでいうと「好きなこと」を幼稚園時代から順を追って100個ずつ列挙とか、もう本当に全然出てきませんでした。30代ですら絞り出して50個。「自然にできること」「後天的にできること」も最終的に50個。これ感じ方には個人差があると思います。「意外とこんなにたくさんあるわ!」と思えるのか、「しぼりだしてもこれだけしかない。」と思うのか。

当初は後者に近い感情が押し寄せました。パソコンに向かっても何も浮かばない。わたしって空っぽなの??ポイントだったと思うのは、ここで、感情的に自己否定に逃げ込まなかったことです。100個を形式的な目標として囚われすぎては、見えるものも見えなくなる。こういう時は何のためにやっているかに立ち返る。サービスに反映できるポテンシャルの発掘とブログネタのストック、世界観を表すキーワードのヒント獲得だと思うので、ある程度は頑張ってみる(頑張らされる)けれど、数にこだわりすぎずに淡々と出していく。と決めました。

ほぼ重なるタイミングでマドモアゼル愛先生の月の欠損理論を知ったことも、自己否定に潜り込まなかったポイントかもしれません。月乙女座。I analyzeの欠損。整理整頓や自己分析が苦手なわたしそのもの。「なーんだ欠損だったのか!納得納得!できないからといって劣等感を抱いたり焦ったり不安になったりしなくていいんだわ!やっぱり形式的に完璧にしようとしなくていいんだわ!」「苦手だからこそ、伴走してもらってるんじゃない!むしろグッジョブ!」とかなり気持ちが楽になりました(月の幻想の話はもっと深いです。)。サイト作り、整理整頓の極みです。自分を知ってもらう項目、興味をもっていただけそうな項目、メニューを知ってもらう項目、などを取捨選択、目に留まりやすい配置を考えるとかTHE整理整頓。実際に文章を書くのもTHE整理整頓。どの順番で、どの程度の深さで書くのが一番伝わるのか。どんなレイアウトが読みやすいのか。この点は正直、詰め切れないままに、勢いで書いてしまったところもあったと思いますが、全体的には統一感を保ちつつ、お客様が目的地にたどり着きやすいサイト構成にはなったと思います。

・自己表現。

さらにわたしの場合、整理整頓以前に、そもそも自己開示を広く深くすることに抵抗があるので、自分を知ってもらうの部分、は旧サイトのものをベースにしつつ最後の最後までほとんど加筆修正ができませんでした。(なぜ自己開示にそんな抵抗があるのかについてはキャリアダウンの記事を読んでいただければと思います。)関連して、キャッチーな固定的な肩書を自分でつけることにも心が動かず、いまなお、つけずにいます。ただ、わたしはわたしであること、わたしは変化しつづける存在であることを自分にゆるしているということ自体を、正直にABOUTページで書くことを決めました。「とりあえず何でもいいから肩書っぽいものをつけておけばいい。」とは思わなかった。甘えと思われようが、無属性であってもいい。そんな正直な気持ちを書き表すこと自体が、自己表現へのチャレンジだったのです。

ちょうど、同じくマドモアゼル愛先生の土星に関する記述を友人とシェアし合っていたころでもありました。土星はこの地球上における現実化具体化を司りますが、土星が入っている星座の担当テーマに関しては苦手意識を与えます。太陽と違ってあえて苦手意識を与えたうえで、乗り越えさせ、現実化させようとします。苦手だからといって回避していると、容赦なく強制的に向き合わされます。月と違って欠損でも幻想でありませんから、無視し続けると、生涯にわたって定期的に課題を投げかけてくるようなイメージがあります。わたしは獅子座土星。獅子座土星の投げかけは、自我に基づく自己表現でした。まさに。。。です。自己表現に抵抗をおぼえるようになったきっかけはとある犯罪の被害に遭ったこと。これ自体なんらわたしに責任のない出来事。苦手意識をこんな形で持たせるなんて本当にヒドイ話です。ただ、今回、公式サイトリニューアルを通して、この苦手意識と向き合いました。180度の方針転換してフルオープンにするところまでは難しいですが、これでもちょっとは頑張ったから土星さん許して。という気持ちでいます。

子ども時代から知らず知らずのうちに覆われてきた月の幻想を取り払い、成熟した大人として土星が投げかけ続ける最終課題に立ち向かう。自己分析と自己表現というテーマに感じた苦しさは、星から与えられた試練だった。振り返りを行ったことで確信することができました。

振り返ってみてひとこと

NHKのあの番組風に、スガシカオprogressを聴きながらどうぞ(笑)。ていうかこれ、progressっていう題名だったんですね。

 

「そうですね。。自分を表現するという壁。これを完全に乗り越えたとは全然思っていないですね。正直に言って。」

「かといって、絶対にいますぐ乗り越えなきゃいけない!と焦ったり力んだりもしていないかな。」

「(投げだしそうにならなかったんですか?)思いましたよー。苦手なんだからもっと自分を甘やかせばよかったとか、お金を払ってでも丸投げしたい!と何度思ったことか。。(笑)自分でやってみるって自分で決めたのにね。」

「でも、誰かに強制されるでもなく、誰かと比較して不安や焦りを感じたからでもなく、自分でやろうと決めて、いまの私なりに闘ったという気はしていますね。キャリアダウンの記事を書いたことも大きかった。」

「サイトリニューアルして、碧宮レイラを紹介してくださる方々がいらして。その方々の書いてくださっている言葉を見て、ほんと、感動と勇気をいただいていますね。」

「これって、厳しい土星が精いっぱいわかりやすく伝えてくれたご褒美だという気がするんです。苦手分野に挑戦したから気持ちが伝わったのかなって。。」

「(最後に何かメッセージを)・・・まあ、でも、、水星逆行中のリニューアル作業は、なかなかめんどいことが起きたから、避けられるなら避けた方が良いかな(笑)。」

(完)最後まで読んでいただきありがとうございました。

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