ステーキばかり売れるラーメン店

こんにちは。
髪の毛を約20センチカットした碧宮レイラです。
イメージより仕上がりが短くなり、
今すぐあと3センチ伸ばしたい!
とおもっていましたが、
見慣れてくると、
これはこれでいいかもしれないな、
とおもえる自分が愛しいですw

さて、わたくし、テレビはそこそこ見ます。
報道番組は、ほとんど視聴しませんが、
朝ドラも見てますし、旅番組なども見ます。
「テレビは悪!」と断じて一切見ない!
というタイプにみえますか?違いますよ~

先日みた某番組で、
「ステーキばかり売れるラーメン店」が紹介されていて、
そのエピソードがとても印象深かったので、
シェアしたいなとおもいます。

「ステーキばかり売れるラーメン店」が、
とある出来事をきっかけに、
看板からラーメンを外すことになったエピソードです。

安心してください。
悲しい話ではなく、ものすっごく前向きな話ですよ。

そもそも「ステーキばかり売れるラーメン店」とは、
何だったのか。

フレンチのシェフだったご主人が、
ずっとあこがれていた、
念願のラーメン店を出しました。

手間暇かけて、
こだわりぬいたラーメンとともに、
フレンチの経歴を活かして、
ステーキの提供もしていました。

20年もの間そうしてきましたが、
安くて美味しいステーキが評判となり、
注文のほとんどがステーキでした。

これまでに何度か取材を受けているご主人が、
たまに入るラーメンの注文に、
嬉しそうな表情をみせる場面が映ると、
わたしまで、なぜかほっとしてしまうのでした。

そんなご主人に、転機がやってきます。
夏。熱中症になってしまったのです。
ラーメンのスープの仕込みって、
ものすごーーーく熱いんですよね。
だから休止した。

休止してみたところ。

・ガス代が大幅に節約。
・食材が無駄にならない。

という事実に気がつきます。

じゃあもう、
おもいきってラーメンやめるか。と。

お客さんも、
いつもステーキばかり注文しているので、
ラーメンが消えていることに気がつかない。

ご主人は、忸怩たるおもいなのだろうか、、、
と思いきや、「いいことずくめ。」だと。

先ほどの機能的なメリットに加えて、
・からだがラク。
・プレッシャーから解放された。
とおっしゃっていました。

ラーメン屋さんって、
こだわればこだわるほど激務ですよ。
特にスープのクオリティを営業時間通して維持するのは。

あこがれて、こだわって20年。
その歳月をおもえば、
手放すことは難しかっただろうとおもいます。

でも、20年前の自分と、10年前の自分と、いまの自分は違う。
違っていいのですよね。

いまのご主人が、
納得して、
ご自分をいたわって、
厨房に立って、
美味しいステーキを焼いて、
お客さまが喜んで召し上がる。

何も言うことはありませんよね。

またラーメンが作りたくなったら、
また作ればいいとおもいますし。

熱中症になったことは、
とても気の毒なことではありましたが、
いわゆる強制リセットが起きた結果、
しっかりと現実をみつめて、
いまのご自身にとって、
ベストな選択をなさったのだと感じました。

わたしたちは、
おもっている以上に、
過去の自分の情熱に囚われることが、
たしかにありますね。

強制リセットは、
「いまの自分はどうしたいのか。」
をあらためて考える機会になります。

その機会をどのように活かすかは、
自分次第ではありますが、
色々な人の意見も参考になさるといいですね。

もちろん、見えない世界のチカラを借りる、
カードリーディングもおススメですよ(宣伝)。

お店のお名前は、
うまいものや遊喜さん@仙台 でした。

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