北国の春をご覧になったことがありますか?
わたし大好きなんです!
一斉に咲きほこる花々の、ピンク、黄色、白、赤
芽吹いたばかりの草木の、やわらかなグリーン
雪解け水に湿った土の、しっとりしたこげ茶色
山々の残雪の、灰色がかった白
鳥のさえずり響き渡る天の、みずみずしい空色
木漏れ日の、あたたかいイエローゴールド
足元をみても遠くをみても
感嘆するばかり。
このあざやかな季節を知っているから。
全身に命がみなぎるような開放感を知っているから。
白黒の寒さに覆われた季節の長さをも、よろこびをもって耐えていけるのだろうとおもいました。
冬があるから春が来るのですよね。
みなそれはわかってる。
でも、人生では。
本当に春が来るのか、本当にこの辛さが晴れるときがくるのか、信じることが難しいときもありますね。
わたしもそうだった。
波の長短、高低はそれぞれですが、必ず浮上できる。
各々が各々のために、証明していく。
それが人生なんだろうとおもいます。
誰かに証拠を持ってきてもらうのではなく、
自分からつかみに行こう。
そう思えたのなら、
あなたにしか味わえない、
あなただけのあざやかさをもった春に会えますよ。
いまここで証拠を渡せなくてごめんなさいね。
でも自分で証拠をつかめるようなお手伝い、していきたいとおもっています。