ブログへの投稿は久しぶりです。
4月になって、おもしろいなーと感じた出来事があって。
なんとなくシェアしてみようと思い立ち、これを書いています。
半年くらい前に自分のために引いた、4月の流れを示すシンボルの意味が、
「こういうことか!!」
としみじみわかったよ。というお話になります。
奇跡!みたいな派手な話ではありませんが、
つらつら書くので、よかったら聞いていってください。
半年前に示された4月のシンボルは、、、
1枚目 こんな流れが来そう→クローバー
2枚目 アドバイス→ネズミ
でした。
半年前の時点では、
小さな幸運が続きそう。損を恐れず行動しよう。
と見立てておりました。
今月に入ってから、確かに流れが良いなと感じることはあって、
泡のように漂っていたアイディアが、なんとなくまとまりつつある、、、
みたいな感触はありました。
アドバイスとしてのネズミについては、
まだピンときていませんでした。
そんな時に読んだ本のとあるワンフレーズに、
アドバイスとしてのネズミの真髄が詰まっていたのです。
それは、、、
「自分がちょっと損しているくらいが、ちょうどいい。」
という言葉です。
人間は、「自分がやったこと」はよく覚えていて、
「相手にしてもらっていること」は過小評価しがち。
つまり。
主観的には「自分ばかり損している」と感じやすい。
でも実際には、相手も少しずつ歩み寄っていることが多い。
だから「自分が少し損している」と思っているくらいで、
実際にはちょうどいいバランスになっているんだよ、と。
4月どころか、人生の指針となり得るものでした。
みなさんは、ご存知でしたか?
恥ずかしながら、わたしは、この認識ありませんでした。
「損という概念はなくて、自分の意志で、全部得にすればいいのよ♡」
みたいな、自己啓発っぽい解釈は知っていました・
でもこの、
ちょっと損していると思っているくらいがベストバランス、
というニュアンスは初めて知ったのです。
完璧な公平なんて、存在しない社会の中にいるのに、
心のどこかで「公平さ」を求めてしまっている。
だから「損を受け入れる」ことには、どうしても、
自己犠牲的に我慢をするというニュアンスが混じって、
なんだか苦しくなる。
この苦しさから解放されるアドバイスは、
誰もが、相手の歩み寄りを過小評価しがちで、
「自分ばかり」と感じがちなんだよ。
というバイアスを自覚しながら、
バランスをとるために、
あえて“少し損している側”に立つ姿勢を選ぶこと。
なんですね。
公平さを求める心に、こうやって応えてあげる。
これ、他者との関係や社会全体を、
やさしく安定させる力になると思います。
4月のシンボルの話に戻しますと。
損を恐れず行動する、だと
ちょっと我慢ニュアンスが強いなあ、と感じています。
小さな幸運が積み重なる中で、
損したくないとブレーキを踏んだり、
我慢して損を取ろうと義務感で身を固くするより、
自分がちょっと損をしている状態を楽しめれば、
幸運の流れがもっと良くなる。
こう解釈すると、ものすごくしっくりくるんです。
どんどんギブしなさい!そうすれば幸運になります!
と呪文のように言われるよりもずっと、私の心に響くんです。
縁起という他ないこの出来事のおかげで、
ネズミのシンボルへの理解が深まりました。
今後のリーディングにも活かしていきますね。
半年前に引いたシンボル、
出会った本と一緒になって、
本当に良い仕事をしてくれました。
というわけで、地味な小話は以上です。
読んでくださってありがとうございました。
そうそう、読んだ本はこちらになります。
安野貴博「はじめる力」
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