こちらの記事からの続きです。
トークイベント当日6月11日。
日課となったBIカードの一枚引き。
確かに今日
ここ最近では大きなトピックとなる
イベントが終わり区切りがつく。
終わったら早く寝よう。
そんな気持ちで家を出る頃には
一晩降り続いていた雨が上がっていて
車はスイスイ通り抜け
予定よりかなり早く
着いてしまいそうだから
わざと遠回りして時間を調整した。
会場について
顔を合わせた山口さんが
「あれ、これはいいの?」
とメガネの仕草をなさった。
そういえば!
ベルばら仮面案とか
大きな伊達メガネ案とか
2ヶ月前の企画当初は
顔出しについていろいろ気を揉んだ。
でも当日になってみれば
そんな準備は
ひとかけらもしていなかった。
いつの間にか頭の中から
すっかり消えていた。
「そうですね!
無理しているのではなくて
今日はこのままで大丈夫です!」
お茶会みたいな雰囲気で
ラジオのトークを
リラックスして聴いているみたいな
そんなこじんまりとした会にしたい。
最初の打ち合わせで
イメージを共有したとおりに。
来てくださる方
動画視聴なさる方が
景花さんや私と
直接のつながりがある方ばかりで
すっかり安心していて
顔出し云々を怖がる必要が
まったくなくなっていたから。
すごい。
壁だと思っていたものが
いつの間にか消失していた。
本番が始まる前から
わたし自身がギフトをもらってた。
カードという形にはならなかったけれど
魅力的な原画もスポットライトを浴びて
なんだか心がなごむ。
会場設営が着々と進む。
スライドはパワポ形式とPDF形式
両方事前に送ってあったことで
パワポが不調だったから
急遽PDFに切り替えて事なきを得る
なんてこともあった。
だいぶ前に
学会報告用で1回だけ使った
ポインターも無事に作動。
こういう準備の一つひとつが
スムーズにはまっていく。
お客さまがポツポツといらして
会場に熱が吹き込まれる。
お久しぶり〜な方。
リアルでは初めてお会いする方。
とにかく初めての方。
リアルのイベントは
同じ空間と時間を共有する人がいて
はじめて成立する。
緊張感の代わりに
嬉しさとか感謝の気持ちが
少しずつ心を満たしていく。
BIカードっていいな。
わたしも一歩前に踏み出してみたいな。
この方々に
動画でみてくださる人々に
そんな風に思っていただけたら
大成功!
そんな気持ちを抱いて
自然とイベントが始まった。
話の内容自体は
有料コンテンツということもあり
買ってくださった方々だけが
受け取れる情報もあるから
ここで詳しくは書かないのだけれど。
BIカードのDNAはどこら辺にあるのか
から始まり
制作の動機、葛藤、失敗、それらの乗り越え方
BIカードの各シンボルが
どんなメッセージを込めて描かれたかなどを
スライドに映し出されるイメージと
景花さんとわたしの対話を通して
リアル感を大切にお伝えしていった。
最終パートでは
全員が手元にあるカードを使って
問いを立てて1枚引いて
イメージを言葉にする
ということをやってみたのだけれど。
これが本当に本当にすごかった。
リアルイベントの大切さを
あらためてしみじみと
感じられるものだった。
ちょっとしんどかったりする
いまの心境を
打ち明けてくださりながら
自分自身で引いた1枚のカードに
そっとたたずんでいるシンボルに
なぐさめられたり
勇気づけられたり
ハッとさせられたりする
その様子を目の前で拝見していて
BIカードがもうすでに
その方々を応援するサポーターに
なっているんだなあ〜
すごいな〜と感じていた。
そしてもうひとつの
面白エピソード。
景花さんもその場で
カードを1枚引いたのだけど。
「棺」!!
そしてさらに。
会場後方でカメラを回していた山口さん。
「俺も棺!」!!!
覚えていらっしゃるだろうか?
わたしも
当日朝のカードが「棺」
だったことを。
私たちみんな今日で一区切り。
次に備えてしっかり休もうね〜
と笑ってしまう。
そしてあっという間に
終了時間が近づく。
景花さんの計らいで
お一人ずつから
ご感想を頂戴する。
もうこのみなさんの感想が
本当に素晴らしすぎた!!!
一言一句全部ここに書きたいくらいよ。
この感想含めてコンテンツだなー
とリアルイベントのすごみを
感じてしまう。
お付き合いとかではなく
本当に興味があって
来てくださって感じてくださって
話をしてくださっているのが
すごく伝わってきていた。
本当にありがとうって
何度心の中でつぶやいただろう。。
クロージングの後
ご来場の方全員が
BIカードを任意でご購入くださり
とっても嬉しかったな。
大成功。
自然とそう思えた。
・・・そして。
雑談しながら
クランキーチョコ食べながら
お片付けして。
1年前はBIカードの
「び」の字もなかったけれど
1年後こんな風に
気持ちよく心地よく
トークイベントを終えられたことが
信じられないくらいだった。
いつの間にか扉が開いていた。
そんな気がする。
わたしを見つけてくださった
サンクチュアリ出版さま
山口さん
一緒にやりきってくれた景花さん
足を運んでくださった皆さん
動画を見てくださった皆さん
本当にありがとうございます。
皆さんの存在あればこそです。
後日の振り返り。
わたしにとっての「棺」は
イベントを終えることで
それまで抱えていた
苦手意識とか怖さとの関係性にも
終止符が打たれる。
棺の中にそっと横たえて
花をたむけて区切りをつける。
という意味だったな。
と振り返ってつくづく思う。
三者が「棺」のカードを引くという
おもしろ現象が示すように
昨年の晩夏から始まり
半年ほどで
リリースまで走り抜けた
BIカードプロジェクトは
ここで大きな区切りが
しっかりとついたような気がする。
口角炎もいつの間にか治った。
さてこれからの私は
BIカードを使ったリーディングの
鑑定書をまず5件ほど仕上げて
講座のテキストを作り
解説動画を作るミッションを
淡々と行っていくことになる。
景花さんは
何歳になったって
何だって挑戦できるんだぞと
多くの大人たちに
背中を見せることにもなる
デンマーク手芸留学に向かっていく。
山口さんは
出版社に勤めながらにして
メダカを飼育して
品評会に出すとか
そのほか諸々の活動を
遊ぶように楽しまれるんだろう。
BIカードの展望は?
来年はもっとたくさん流通させるの?
と聞かれたら。
来年のことはわからない。
来年は来年の風が吹く。
と正直思っちゃっている私。
だから今年中に
やりたいことはやっておこうと
思っている。
とりあえず2023年後半戦の
BIカードがらみの目標は3つ。
・初版ロットがすべて必要な人に行き渡ること。
(オンライン残15・リアル販売用残7)
・まずはユーザーグループを中心に
講座という形でBIカードのDNAを伝えること。
・BIカードを使った私自身のサービスを必要な方に届けること。
私にとっては
十分チャレンジングな目標。
でも今回トークイベントを
地道に準備して
楽しくやれたのだから
年末にはきっと
この3つの目標も
しれっと達成できていると
信じて行動していく。
ここまで読んでくれたあなた。
本当にどうもありがとう。
幸がありますように。
ちなみに。
宮城景花さんのラジオで
当日夜のLIVEで間をおかず
ほやほやの振り返りをしたから
ながら作業のお供に聴いてみてほしい。
ポチッとすれば聴けるよ。
https://stand.fm/episodes/6485b6ebc09c6acda1a2157c
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