ルノルマンカードとコーヒーカード。
わたしが使っているカードです。
どちらも、
とても素敵なデザインで、
かわいい顔をしているのですが、
日常生活に沿った、
意外とハッキリしたメッセージを、
ズバッと伝えてきます。
枚数やシンボルに異なる点があるものの、
同種の起源を持ちますので、共通する魅力があります。
今日はその点についてざくっと書いていきますね。
(文中に掲載している写真は私物カードです。
ルノルマンカードは「実践ルノルマンカード入門」(高橋桐矢(著) 加藤木麻莉(絵))付録、
コーヒーカードはFCM「FORTUN TELLING COFFEE CARD」です。)
共通する特徴
・普遍性のあるシンボルがシンプルでわかりやすい。
ルノルマンは36、コーヒーカードは32枚のカードがあり、
各々1つのシンボルが割り当てられています。
太陽なら太陽、百合なら百合のシンボルだけが描かれており、
1枚のカードが持つ意味を複雑化していません。
また、描かれているシンボルも、
誰にでもイメージがわく普遍的なものばかりで、
パッと見たときに、例え鑑定師でなくてもイメージがわきやすく、
印象に残りやすくなっています。
・相談者の目線/視座を示すカードが「自分ごと」にする。
自然のカード、動物のカード、天体のカード等と並んで、
人物カードがあります。
例えば「淑女」「紳士」のカードです。
相談者が女性で、
ご本人のお悩みなどについてカードを展開する場合、
「淑女」をご本人と見立ててカードリーディングをします。
ご本人を取り巻く状況をみる、
と良く表現しますが、
文字通り、
ご本人を現す「淑女」のカードを中心に読み解いていくので、
視覚的にわかりやすく、
説得的です。
・複数カードのコンビネーションでクリアに深く読み取る。
1枚に1シンボルのカードですが、
2枚、3枚、5枚、9枚とコンビネーションで読み解くことで、
はっきりとしたメッセージが出てきます。
主語+述語、過去→現在→未来、
理想と現実軸等で読んでいきます。
また、印象的で特別な意味をもつ組み合わせもあり、
例えば、幸運のシンボルである太陽や星と、
雲が隣り合わせになった場合には、
幸運度が薄くなるとか、
見えにくくなっているといった解釈をすることになります。
・絵が可愛いので楽しい。
特にわたしが使っているデッキは、
デザインが素敵なので、わたくしも使っていて楽しいですし、
絵柄をみたときの印象が明るくて軽やかなので、
見ているお客様も、
怖い感じがしないと安心感があり、
絵柄によってはとても元気が出るようです。
グランタブローがすごい。
グランタブローは、フランス語で「大きな絵画」という意味です。
相談者の運勢を取り巻く状況を、一枚の絵画に見立てて、
可視化するスプレッド(リーディング方法)です。
生年月日で定まる宿命ではなく、
運勢をよむ占術になります。
長くても半年程度がターゲットになります。
ベーシックな読みかたの例としては、
相談者本人を示すカードの出た位置、
相談者が特に知りたいことに応じたキーカードが出た位置、
本人カードとの距離、
周囲のカード等から、
時間軸(過去→現在→未来)や、
活動軸(思考→行動→結果)を設定して、
読み解きます。
お相手との関係性を見るときには、
お相手を示すカードとの距離感はもちろん、
お顔が向き合っているかどうかも、
読み取りの対象となります。
シンプルで普遍的なシンボルだからこそ、
これだけの枚数を展開してもうるさくならず、
必要な情報を読み取りやすくなっています。
実はグランタブローにも種類がありますし、
グランタブローの他にも様々なスプレッドがあります。
特に具体的なお悩みがなくても、
総合運をみていくこともできますので、
ご依頼にに応じて最適と思われるスプレッドを、
しっかり選んで鑑定させていただいております。
ルノルマンとコーヒーの違い
最後に、せっかくなので、両者の違いについて、
少しだけ触れておきますね。
・枚数が違います。
ルノルマンは36枚、コーヒーカードは32枚です。
枚数が異なっても、スプレッドは、
おおむね同じように使うことができます。
・絵柄はおおむね被っていますが、お互いにないものがあります。
例えばお花のカードで言うと、
「百合」のカードはどちらにもありますが、
「薔薇」のカードはコーヒーカードにはあり、
ルノルマンカードにはありません。
コーヒーカードでは、薔薇に性的な魅力をまとわせ、
百合にはプラトニックさを際立たせることになります。
コーヒーカードの方が本能的と称されますが、
たしかに少数精鋭で素朴といったイメージがあります。
使用しているコーヒーカードには、
開発のFCMさんがオリジナルで入れたシンボルも入っています。
以上、
ルノルマンカードとコーヒーカードについて、
簡単に紹介してみました。
どちらも、シンプルでありながら、
日常生活に寄り添った、
的確なメッセージを伝えてくるカードです。
あなたもぜひ、体験なさってね。