碧宮レイラです。カードリーディングやマンダラアートプチ体験を通して「あなたを強くする気づき」を提供しています。
カードリーディングを必死に引き寄せ願望実現ワークしていた過去の自分に出会って思ったことを書きます。
※わたし個人の体験談と分析です。引き寄せ大好き、自己啓発大好きな方は、気分を害する可能性があることをお伝えしておきます。※
昨晩のこと。探し物の途中で、5,6年前に書いた某占星術家の引き寄せ系ワークブックが2冊出てきました。
新月と満月のタイミングに併せてテンプレを遵守してお願い事を書くあれです。
2冊あったということは、2年間書いていたということです。
しみじみしました。
いまのところほとんど叶っていません。
「宇宙はスケールが大きいから」というお言葉に乗せられて無理目のお願いごと(不労所得で年収1000万円とかね)をたくさん書いていましたわ。
こういう過去の振り返りの時に、いちいち自分を責めずにいられることがわたしの強みです。
「ああ、あの頃はこうだったんだねえ、あの時は書くだけで満足していたねえ。いつか叶うかもしれないって。いまの考えは違うけども。」
いまのわたしの考えについて、言語化しておきます。
そもそもこの「引き寄せ」系「自己啓発」系の、「思考は現実化する」という一大ムーブメントは、どこからやってきたのでしょう。
2021年にわたしが飛躍的に進化したと思うのは、大きすぎる流行に対して、その発信地が政府側だろうが非政府側だろうが、発信元の属性だけに頼らず、一歩引いて眺める習慣がついてきたことです。
気になった方は、ニューソート(NewThought)についてご自身でも調べてみるといいと思います。どういう文脈で生まれたものなのか。
ニューソートがすべて間違っている、悪である、などと言うつもりはありません。直感的にその通りかもしれないよなと思う内容もあります。
そもそも、およそ哲学というものは、既存の思想への不満・反駁から始まるものだと思いますから。
ただ、ですね。「ただ願えばいい」「努力しなくていい」「すべてはうまくいく」という風潮が過度に強調されすぎると、いったい人はどうなっていくのか、を思考してみると、わたしは少し違和感を感じます。
「ただ願えばいいってことは、自分の頭で一生懸命考えない方がいい」と認識してしまうと、、、
あれ、これって洗脳じゃないの??
もちろん、洗脳されたままの方が生きやすいという人もいて、それはその人の選択ですからいいと思います。
ただ、政府の言いなりになることに対して「洗脳は悪」だからと敏感になっている人たちについては、どうなんでしょうね。知らない方が幸せなのかもしれないですね。
MLMの中でも悪質とされてしまうパターンにも似たような雰囲気を感じます。好きなものを買って広める「だけ」で愛が広がりお金持ちになれるから、どんどん勧誘しましょう、テンプレはあります、その通りにやればいいんです!!(むしろテンプレ以外はだめ)と。
テンプレを作っている上流はめちゃくちゃ思考してますし、行動しているから稼いでいるようにも思いますがどうなんでしょう。
SNS全盛時代、オンライン活況時代、ありとあらゆる類の情報が目の前を通り過ぎていきます。
それ自体、どうすれば目に留まるか、どなたかが、脳科学やら心理学やらを駆使して、思考して行動した結果ですよね。
どんな思想であれ、オリジナルの意図とは全く違う方向に利用されてしまうことは多々あります。あるいは、オリジナルの意図が隠されたまま広まることも多々あります。人間が広めている以上は仕方のないことです。
脳とハート、どちらも総動員して取捨選択していくほかないと思っています。両極の考え方を自分で調べて、感じて、調べて、感じて、の繰り返し。
わたしの軸の一つは、黒を白に塗りつぶさない、白を黒に塗りつぶさないこと。「洗脳」というのは、大体がその意図を告げずにステルスで行われる塗りつぶす行為なので、敏感にジャッジしていきたいなと気持ちを新たにしたところです。
みなさんの軸は何でしょうか。2021年の締めくくりに言語化しておくといいかもしれませんね。
ちなみに、探し物自体は、ワークブックがしまいこまれた場所とは全然違う、思ってもみなかった場所から出てきました。
あまりにも見つからなくて、ちょっとちょっとガイドさんどこにあるの、と問いかけてみたところ、どうも気になって視線が止まった場所にありました。
昨晩は探し物も見つかり、思わぬ再会から自身の現在の立ち位置を明確にすることもできて、とても気持ちよく眠ることができました。
見える世界と見えない世界をつないでいる一人の人間として、わたしはこんな風に現実を生きています。特別なサイキック能力があるわけではなく、特別な誰かの生まれ変わりであるわけでもなく、それでも、見える世界と見えない世界を自分の中に見出していくことはできます。
そんなわたしが現在提供している期間限定メニューはこちら。