「〇〇鑑定はしない」けど「モチベート鑑定はする」

碧宮レイラです。カードリーディングやマンダラアートプチ体験を通じて「あなたを強くする気づき」を提供しています。

今日は11月11日ですね。ポッキーの日?地震が起こるかもしれない日?わたしは平常心です。

さて今日は、最近よく見かける「アゲ鑑定」という言葉について、そういえばこれ何だろう?と思ったことをきっかけに、鑑定に対する自分の立場を明らかにするつもりで書いてみます。

「アゲ鑑定」というのは、類推するに、「美辞麗句を並べ立ててお客様を持ち上げる占い・鑑定版」ということのようです。

カードリーディングの場合、主にネガティブな意味合い(終わるとか妨害とか)なカードが出た場合に、どう解釈し、どう伝えるのか、ということには個人差があります。

わたしは、おおむね、占い・鑑定を提供する目的は何か、の捉え方の違いに帰着するだろうと思っています。

わたし自身、とある媒体に無料メッセージを提供していたことがあります。わたしが書いた内容が少し厳しめに現状の見直しを促すものだったのですが、ふんわりまろやかに表現ぶりを変更され、結果としてわたし自身が伝えたかった核が完全に失われたと感じたことがありました。

それは、その媒体が目指しているのは、「これを読んだ人が元気になる」(たとえ一時しのぎだとしても)ということがメインであって、「これを読んだ人に真に必要なメッセージを届ける」(たとえ一瞬モヤモヤしたとしても)ということは二の次だったから。

「お客様に元気になっていただく」「お客様に真に必要なメッセージを届ける」という両目的を、いかにバランスをとって達成していくのか

この着地点が大きく異なっていたために、表現に大きな差が出たということです。それだけです。

サービスを提供する側とサービスを利用する側の間に、この目的のバランス感覚の隔たりがあると、確かにあまり良い循環にはなりません。当たり前ですよね。甘くて美味しいお菓子を買いに行ったのに、苦みがあって身体にいいお菓子を提供されたら不満しかないでしょう。

ですから、占い師・鑑定師側が自分のスタイルを端的に表現するため「アゲ鑑定はしない」と謳うことには一理あると思いますし、誠実な対応だと感じます。

わたし自身は、どちらかというと「アゲ鑑定はしない」派です。ただ元気づけるだけならわたしじゃなくてもできます。わたしは真に必要なメッセージを届けるためにお金をいただいています。

ただ、伝え方を工夫しています。正直とても難しいですよ。人間誰でも、わかりやすい甘い言葉だけを覚えておきたいものです。気持ちが楽になりたいものです。

でも、伝える必要があるからこのタイミングでお申し込みがあり、このカードが出る。たとえネガティブカードだとしても、核心をぼやかさずに伝えきることと、お客様をねぎらい背中を押すことは、それぞれ別個に両立し得る。この信念をもって言葉にしています。それがプロの仕事だと思っています。そして、プロの仕事なら、きっとお客様をモチベートすると思います。

つまり「アゲ鑑定はしない」けれど「モチベート鑑定はする」のがわたしの流儀です。

わたしの鑑定を初めて体験する方にもおススメ。期間限定メニューはこちら。

 

 

 

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