ソメイヨシノが若葉に包まれ、
ハナミズキのピンクや白が存在感を増してきた今日この頃。
半袖で太陽の光を浴びるのは気持ちがいい。
そんな日にタイトルに雨の記事。
自分でも可笑しくなってしまいますが、
いま、雨の中にいるようだと感じている人に向けて、
お伝えしたいことがあるので、この記事を書いています。
雨は必ず止むし、雨上がりに見える景色は明るい。
少し長い目でみれば、
その雨が、あなたを成長させたことに、
気付ける日が必ず来る。
確かに季節を進めるのは雨なのだと知り、
たとえ雨の中でも、
自分の心の中の太陽に向かって歩みを止めなければ。
たしかに。
雨が降ると、残念な気持ちになる。
鬱々とした気分になる。
どうして、自分だけ、
こんな気持ちになっているんだろう。
自分以外のすべてが輝いて見え、
自分以外にすべてがうらやましい。
誰かこの雨を止めてほしい。
誰かこの雨から救い出してほしい。
そんな気持ちにもなるでしょう。
雨の中、何もせず、ずっと下を向いて打たれている。
それでも、いつか雨はやむでしょう。
でも、他人や環境への妬みを抱き続けるならば、
季節を進める雨だという認識を持つこともないのでしょう。
自分を落ち込ませるただの悪天候だと思って終わらせる。
それはそれで、一つの捉え方です。
もし、季節を進める雨なのだと知っていれば、
雨の中でも、傘を探したり、建物の中に入ったり、
逆に思い切って全身で雨を味わったりしながら、
雨が止んだ後をイメージして、
自分の心の中の太陽に向かって、
何かしら、雨の中なりの過ごし方を見つけようとするでしょう。
これも、一つの捉え方です。
わたし自身を振り返ると、
どちらの捉え方もしてきたとおもいます。
断然、後者の方が、生きている実感があります。
自分を責めているふりをして実は他人や社会や環境を責めている、
そんな無力感に裏打ちされた怒りを抱いていたのは、
前者のころです。
根拠は自分の経験でしかありません。
それでもやはりわたしは、雨中にいるあなたにお伝えしたい。
確かに季節を進めるのは雨なのだと知り、
たとえ雨の中でも、
自分の心の中の太陽に向かって歩みを止めないで。
必要な方に届きますように。