前世に囚われていたわたしへ。

碧宮レイラです。

きょうは、前世というものに対する、
わたし個人の想いをつづります。

もし、あなたが、
興味本位で聞いた自分の前世の話に、
違和感を感じたり、
何か囚われのようなものを感じて、
前に進めなくなっているならば、
ぜひこの記事を読んでみてください。

「前世が知りたい。」

強くそう思った時期があります。
迷走する自分探しの一環でした。
いろいろな方にみていただきましたよ。

大きく分けて2種類ありました。
代表的なものを挙げてみます。

・何度も転生している説
古代アフリカの長老的な男性
どこかの修道女
イギリスの学者(権力にたてついて干された男性)

・比較的転生回数が少ない説
日本から出たことがない。
女性しか経験していない。
日本の女性(専業主婦的な・遊女的な)

どっちが本当なんだろうね?

そもそも、何度も転生しているか、
そうではないのか。
このレベルから違いました。

納得できる(好ましい)ものと、
受け入れたくない(好ましくない)もの。
両方がありました。

これらの前世を知って、
わたしはどうしたのか?

過去の自分のふるまいや、
思考の傾向や、選んだ職業、
周りの人々の特徴を思い返しては、
ああ、たしかに、
前世が◎◎って、
「当たっている」かもしれない。
という確認作業を、
事あるごとに脳内で繰り返しました。

ちょっとずつ納得できて、
ちょっとずつ納得できない。

正解があるようでない世界に、
正解を求めすぎてしまう。

ひとことでいえば、
前世の存在感を、
自分の中で高めすぎてしまったのです

わたしは、
占いでも、霊視的なものでも、
そこで得たメッセージについては、
必ず振り返りをします。

振り返りをする中で、
ふと思ったのです。

前世を知って、
わたしは幸せになったの?
前向きになったの?

そもそも①。
前世があるとして。
その全容を、
人間が100%、
正確にとらえきれるものだろうか。

どちらもありえて、
どちらも違うのかもしれない。
「正解」探しは無意味なのかもしれないよ。

そもそも②。
前世を知って、
いまのわたしはどうしたいのか。
わたしの前世は○○。
スピな履歴書にでも書くの?
前世マウンティングするの?
それ、何がいいの?

結局、現在の自分がどう生きるか。
どうしたいのか。
これに尽きるんじゃないの?
そこから目を逸らしているんじゃないの?

前世やらカルマやら、
そういうものがあって、
上手く事が運ばない「かも」しれない。
やっても「無駄」かもしれない。

でも現在の自分が、やりたいと思って、
全身を使って、
必死で立ち向かったのならば、
結果は何であれ、
プロセスへの満足感は得られる。

このことに気づいた後は、
前世と呼ばれるものへの向き合い方が、
がらりと変わりました。

前世を知ることで、
生きる勇気が出るなら。
やりたいことが見つかるなら。
それはそれでOK。

前世のせいにして、
乗り越えるべきだと認識していた壁から、
逃げてしまう。
前世におもいを馳せすぎて、
現実を見ようとしなくなる。
それは絶対しない。
やり方を変えるなど、
見直すきっかけにはする。

前世の存在を全否定しないし、
わたしの中にいてもいい
けれど、
あくまで主導権は、
いまを生きるわたしにある。

これが、前世に対する、
わたし個人の見解です。

自分探しに迷い込んで、
前世に囚われた過去のわたしに伝えたいです。

前世が何であれ。

いまのあなたが、
いまのあなた自身のチカラを信じられること。

現実世界をイキイキ生き抜くと決めること。

チャレンジすること。

いまのあなたがハートをふるわせること。

見えない世界に引っ張られ過ぎないこと。

それが大切。

ちなみにもう一つ、過去のわたしへ。
催眠を伴う前世療法については、
その危険性を指摘する記事もいくつかあるのよ。
降霊術と区別できないものもあるって。
よくお調べになってから受けてね。

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