自分の機嫌は自分でとるということ。

碧宮レイラです。メール鑑定メインのカードリーダーで、現実をモチベートする鑑定、使える鑑定、気づきを量産する鑑定を提供しています。

自分の機嫌は自分でとりましょう。

これ本当によくお見掛けする文ですし、わたしも旧ブログ時代から書かせていただいています。

「どんなにつらくても笑顔でいれば幸せな気持ちになる」とか

「気分良く過ごすために辛くても気分を良くする状態にもっていく」とか

「自分の機嫌が良くないからと他人に何とかしてもらおうと暗に期待する言動をするのは子どもっぽい」とか

こんな感じの文脈で使われているようです。

そりゃあ気分良く気持ちよく過ごしたいですよね。なるべくそうしたいですよね。

悲しい時でも笑顔をつくって脳をだまして機嫌をなおす。それもひとつのやり方なのでしょう。わたしも以前はそうしていました。

ただ最近、過去のネガティブ感情が掘り起こされるような出来事とそれを上手く浄化できた実感が伴ったことで気づいたんですよね。

悲しい寂しい悔しい腹立つ、そういう気持ちでいることを一旦とことんみとめきってしまう。

という方法もあるんだよねということに。

わたしめっちゃ腹立ってるわー!!
なんでこんなに腹立ってるんだろうねえ。。(引いて観る)
・・・・(なぜを繰り返していくと核に突き当たる)
ああ本当は◎◎してほしかったんだよなあ。。。(やわらいでいく)

消したつもりの感情がいきなり暴れて
びっくりして攻撃的な言動で自他を傷つける前に認めきってしまう。

これもひとつのやり方ということなのです。

そもそも、機嫌=良い気分という思い込みがあったんですよね。

実は機嫌って、気分の良しあし。快不快の両方の感情なんですよね。両方、自分の感情なのですよね。

不快な感情を抱いたときに、どうしてこんなに不快なのか、とことん見つめることで自分が本当に大事にしている価値観に気付くこともあります。

不快な感情は「悪」じゃないんです。ただ暴れ出すと、自分や他人を意図せず傷つけてしまうことがあるから、冷静に見つめたいよね。ということなんです。

もう本当にこれに尽きる。

「善悪」「光闇」で闘いすぎて(もちろん自分は「善」で「光」ではくてはならないと躍起になっている)自分を見失っている人がちょっと多いなあと思っています。

「ありのままのわたしを大事に」とその口で言ってしまっているのも、混乱なさっているようでちょっとお気の毒です。

自分のことを大事にするって、両方の感情を上手に自分の中に共存させていくっていうことです。

両方の機嫌をみとめてあげられる人が自分のことを大事にしている人です。

コントロールの前にみとめきる。消し去ろうとする前にみとめきる。これも選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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