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星をつなぐように。

心にうかんだこと

コンステレーションという言葉に魅力を感じている。

stella(星)が入っていることからわかるように、constellationは「星座」と訳されるけれど、無数の星をつないだ星座から転じた意味がある。

バラバラで断片的な経験・出来事などが、あるとき、ふっとつながって、意味のあるものとして捉えられること。一見すれば無関係な幾つかの事象に、ある時、前触れなく、全体的にまとまった意味を見出せることを指す。(詳しくは、臨床心理士という枠を超えた思想家でいらっしゃった河合隼雄先生のこちらの動画などを参照。)

類似の言葉にシンクロニシティ(共時性)があるけれど。

コンステレーションは、過去現在を通して、人が世界の中で全身全霊をかけて生きる中で散らした数多の出来事の間に、不意に生まれる、見出せる、地に足がついた意味のつながり。

人は地上で生きながら無数の星座を内包していくように思えて、星が大好きなわたしにとっては超ロマンチックだし、周波数云々を語る必要がなく、むしろ、因果律の向こう側にあってそれを補うものとしての、偶然という必然性を感じられて、グッとくるのだ。

わたしは最近、自分のミトコンドリアハプログループを知ってからというものの、中央アジアに興味があるのだが、不意にトルコに旅した時のことを思い返した。中央アジアにはトルコ系の人が多いからなのか、とにかく、不意に思い返した。

そして、25年くらい前にトルコで買い求めたデミカップの存在を思い出した。

体質上コーヒーが飲めないのに、欲しくなって買ったよなあと。

実はいま、わたしが愛用しているBlue Inspiration Cards®の源流は、トルコあたりで流行していた、コーヒーを飲み干した後、カップの底に溜まった滓を何らかのシンボルに見立てて占う、コーヒー占いにたどり着くのだ。

振り返れば、相変わらずコーヒーは飲めないが、これまで、ありとあらゆる苦い経験は飲み干してきた。そして、その都度もがきながらも、新しい自分に再生し、関わる人の再生にも、微力ながら関与してきた。

Blue Inspiration Cards®は、そんなわたしが、地に足をつけながらも、偶然という必然の力を借りて、人生の波を読んで乗っていくための、大切な道具になっている。

25年以上、一度もコーヒーを注がれることなく、飾り棚にずっと置かれていたデミカップを、あらためて愛でながら、わたしの全存在が嬉しがっているのを感じた。どう考えても、意図された使用方法ではないけれど、とても大きな意味を見出せてよかった、ありがとうと。

あらためて思う。その時々にはその時々に知るべきことがあり、大いなる時間の流れを経て、あらためて一つの星座となって、語りかけてくるものがあると。ほんの些細なことでも、自分にとっては大切な意味のつながりが目の前に現れると、人は嬉しくなるものだと。

実は、こうやって、コンステレーションという概念を、自分自身の中にインストールしておくと、とっても良いことがあるなと思っている。

それは、コンステレーションで意味を見出す瞬間を、未来のわたしに託す余裕が生まれ、いまを選びやすくなるということだ。

いまを選択するときに、わたしたちは、あまりに意味を追いすぎ、あまりに納得を求めすぎて、がんじがらめになっていないだろうか?

できることは、とりあえず、いまこの瞬間、全身全霊で地に足をつけて生きようと一つひとつ選んでいくこと。その言動の意味は、評価は、グッとくる経験は、未来のわたしにも、させてあげれば良いのだ。そうすることでしか、見出せない意味というものがある。

そう思えたら、いまを選ぶことが、少しやさしくなるはず。

星をつなぐように意味を見出す瞬間を、未来のわたしへと贈りながら、過去の自分から受け取っていく。コンステレーションを見出して、数多の星座を人生に包んで生きていく。それがわたしの願い。

わたしが提供している、32枚の美しい青きカードを一面に並べたカードリーディングも、実はこのコンステレーションを見出すきっかけになったりする。地に足をつけて、偶然という必然性を大事に読み解いていくからね。ご興味ある方は、KASANEか、Blue Printシリーズをお選びください。

 

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