月星座を知ることは

わたくしの通常メニューは月星座とカードリーディングを使っておりますが、鑑定書においては、現時点でホロスコープを詳細に読むということはしておりません。「月星座」のみをターゲットにして読み解きをしております。それでも多くのお客様が、月のトリックを知ることで、長年巧妙に囚われていた固定観念や、自らの存在価値の証明・承認欲求に気付くという経験に至ったことは、寄せられたお客様の声を読んでいただくとわかります。

そう。月星座を知ることは、月のトリックを知るということだと捉えています。

きっかけはマドモアゼル愛先生の月星座理論に触れたことでした。月は太陽になりたくて真似をしているだけ。真似っこ大好きな7歳の子ども。月が入っている星座のつかさどる分野に関しては、7歳の物まね程度。子どものころはそれで事足りるし、褒められもしただろうけれど、7歳から成長することは見込めない(月があらわす欠損)。にもかかわらず、7歳の能力を自分の一生の強みだと信じ続け、常に「ちゃんとできているか」「評価してもらえるか」不安と焦りを抱えて不足感をうめようとエネルギーを消耗し続ける(月がもたらす幻想)。こうして月は嘘で人を支配し、エネルギーを奪い続ける。月のトリックをごく簡単に説明するとこういうことになるかと思います。

わたし自身も衝撃でした。実はここ数年、「太陽は男性、月は女性」「女性ならば月星座を上手に使いましょう。」理論をプライベートでは取り入れていました。わたしは太陽星座がやぎ座ですが、やぎ座の王道ともいえる道を歩んでいた前半生から、大きく舵を方向転換した経緯があります(詳しくはこちらの記事)。それ自体は月幻想の影響ではないと思っていますが、この方向転換に意味を見出すために、占いやらスピリチュアルセッションに多くのコストを費やしました。その中で、女性は月なのだから、太陽星座よりも月星座を重視してうまく使いましょうというものがあり、太陽でうまくいかなかったと捉えていた当時のわたしは、月星座を上手に使うことが必要なんだ!と素直に取り入れたわけです。

でも、いつまでたってもぴんとこない。私は月おとめ座なので、「きちんとした人」「整理整頓上手」「合理的」「完璧主義」「秘書や看護師などサポート役」みたいなキーワードが並ぶのです。そうなんだわたしはこういう人なんだ。すっかり弱っていたわたしは鵜呑みにしました。確かに子どものころはそんな感じだったから、子どものころを思い出せばできるはずだと。でも全然できません。というか、苦しいしつまらない。おかしいなあと思っていましたが当たり前なのです。7歳の子どものころに戻ってどうする(笑)。「女性は月」、というのは、大変強力なイメージ戦略で、見事に引っかかっていましたね。今思えば、そもそも本当に女性は月なんですか?というあたりも良く考えたいところです。

さすがにぴんとこなさすぎるため熱が冷め始めたところで、幸運なことに、マドモアゼル愛先生の月理論に偶然たどり着いたことで、すっかり目が覚めました。鑑定書でもお伝えしている方法を使って月星座とは真逆の要素を取り入れ、自由になりました。こうしてホームページを作り、鑑定を通じて今までお会いできなかった方々につながることができました。わたしの場合は大人になってから再度月のトリックに引っかかるというものですが、幼少期から親に言い聞かせられて囚われていたり、ないものをあると思い込んで苦しさや不安を抱えながらも求めることをやめられない何かを持つ人は、きっと多いのだろうと思います。誰のせいでもない。親のせいでも自分のせいでもない。あえて言うならば月のせい。月のトリックに気づくというのは、月が絶対に真似することができない太陽の意識です。

ではなぜ月は太陽になろうとするのか。なぜ月は人類を幻想にからめとろうとするのか。月の動機については、おそらくこの世の成り立ち、さらに突っ込んでいえば、月は「単なる天体」なのか?といった議論に行き着くことは間違いないとわたしは感じています。ただ鑑定書内ではここまでは触れておりません。もちろんわたくし自身も月の動機を完全に理解しているわけではないということもあります。そして「星占い」に慣れ親しんだわたしたちは、月のトリックを知るだけでも相当の衝撃だと思うのです。月の動機はもちろん大事なことではあるけれど、やや情報過多になり、下手すると自分事として鑑定を受け取ることに影響が及びかねないと考えました。

ただ、刻々と近づく風の時代のグレートコンジャンクションの影響なのか、月のトリックを知る人が増えて集合意識が変化したのか、マスメディアによるニュースの提供という構造一つとってみても、今まで見えていなかったフィルターに気付き始めた人も多くなっている。きっと月の動機を含めたお話ができる機会も増えていくでしょう。何はともあれ、まずはご自身の月のトリックに気付いていただきたいな、思っています

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