旅と漫画とラーメンが好きだったり。(2)

前回「旅」だけで終わったこちらの記事のつづきです。
ノープランで書いているのがバレバレですね。
たまにはね。いいでしょう。

漫画

好きなジャンルは?と聞かれると、困ってしまいます。
ものすごく雑食です。一貫性ゼロです。

そして、「何がいいのか」「どこがいいのか」を説明するのは、
本当は苦手です。
「だってぐっとくるんだもの」「だって何か良いんだもの」
と言いたい。
「なんかわかるー」「だよねー」
で済ませたい。
「好きなんだけど説明するのは苦。」ってありますね。
よくわかりました。

言い訳はここまで。
前記事「旅」編と関わるこの漫画をまずご紹介。

天は赤い河のほとり 篠原千絵先生

「そらはあかいかわのほとり」と読みます。
前記事「旅」編を読んでくださった優しいあなたはお気づきでしょう。
あーわざわざトルコにまで行って、
赤い土にちょっとだけ吹かれてきた、そのきっかけでしょ?
エジプトの考古学博物館で、登場人物の子孫のミイラをみて、
感慨にふけっていたあれでしょ?

はいそうです。
つまり舞台は、現代のトルコ・エジプトにあたる場所。
紀元前14世紀ころのオリエントです。

ヒッタイト(トルコ・シリア)にタイムスリップした女子中学生が、
現地のイケメンで有能で優しい皇太子と恋に落ち、
なぜか備わる天性の政治軍事センスをもって権謀術数をくぐりぬけ、
皇后となってヒッタイトで生を全うするというお話。

ヒッタイトにおける皇后は、皇帝に並び立つ存在。

美しくてしとやかな有力者の娘ではなく、
勇気と知性と胆力を武器に、
数々の悲劇を乗り越えながら、
皇太子とお互いをリスペクトし合い、
民を愛し民に愛される女性に成長したヒロインが選ばれる。

これが物語の核となる筋です。
これに史実ベースのストーリーが加わる。
エジプト等の周辺諸国との勢力争い、駆け引き。
皇位をめぐる国内のいざこざ。

少女漫画らしく、
ヒロインのことが好きな男子が何人も現れるので、
(もちろんタイプが全然違う)
「わたしなら◎◎を選ぶ」
という妄想合戦がはかどるのもポイント高かったです。

篠原先生の絵も美しくてね。
やはり画力は大切ですよ!!

はまった当時は注目していませんでしたが、
そもそも、ヒッタイト人は、どこから来たのか。
実は論争が決着していないのですってね。
製鉄技術をもつ非常にミステリアスな民族。
次は必ずハットゥシャ遺跡に行ってみたいです。

歴史+恋愛の組み合わせが好きらしい。

例えば、不朽の名作ベルサイユのばら。
数学の時間は、これを読んでフランス革命の勉強をしていました。
オスカル&アンドレ。アントワネット&フェルゼン。ああ。。(語彙喪失)

はいからさんが通る、も好きですねえ。
大正時代に求められた女性像とはかけ離れ、
おてんばで型破りな性質をもつ主人公が魅力的でした。

ああ、つまりわたしは、
「型破り」な「戦う」ヒロインが好きなんですねー!
わたし自身、ずっとマイノリティ側ですもの。

色々と学びが進むと、
例えば「革命」の裏側なども知ってしまい、
本当に悪い奴は表には出てこないこの世の仕組みにうんざりします。
知識が増えると否定したくなるものが増えます。
わたしにとって、漫画は、フィクションという免罪符を持つので、
いちいち否定の対象にはならず、
これはこれとして、ずっと好きなままいられます。
ある意味、精神安定剤かもしれないですね。

好きだったメンズキャラをあげていく。

最後に、一昔前の各少年系漫画で好きだったメンズキャラをあげていきます。

キャプテン翼 岬太郎。松山光。決められない。

スラムダンク 三井寿しか勝たん。

聖闘士星矢  氷河とカミュ。

ワンピース  シャンクス。

鋼の錬金術師 ロイ・マスタング大佐。

キングダム  蒙恬。

これ、傾向が見えないですねえ。少女漫画を足しますか。

ちはやふる  真島太一。

全然わからないですね。やめましょう。

・・漫画については、これらの過去記事もありますので、
よろしかったらぜひ。

さて、このままラーメン編に突入いたします。

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