徒然なるままに20210813-宇宙の片隅で読んだマンガより-

2021年のお盆休みは全国的に大雨模様。小難ですむことを心から祈っております。

数日前に自宅リビングのテレビが壊れました。視聴中に、いきなり画面がすうっと、ろうそくが消えるように暗くなって、電源が落ちました。いろいろ調べてみましたが要修理っぽく、買い替えてもいいタイミングかなと思いましたので、近くの大型商業施設に買いに行きました。在庫が無いものも多くてびっくりしました。無事手配できたのですが、リビングのテレビはしばらくお預けです。それなりに大勢の人がいたこともあって、ちょっと人当たりになったようで、バランスボールでからだの調整をしながら瞑想したり、早々に横になるなどして、ゆるゆると過ごしています。(愛先生のチューナーは本当に有効ですね)

ゆるゆると過ごすときのお供は、わたくしの場合、実は「マンガ」と「ゲーム」です。

特に最近のスマホRPGのシナリオは本当にすごいのですよ。。。この世について、ものすごく良く観察したり研究したりしているなあと。

その中でも、今日は、漫画イティハーサの最終巻を読みまして、たぶん、読むのは3,4回目なのですけれど、読むたびに魂に深く深くしみ込んでくる感じがしました。

イティハーサは1980年代に連載されていた水樹和佳子先生の作品で、わたしが持っているのはハヤカワ文庫版です。15年くらい前に読んだことがあって、1年前くらい?にすごく読みたくて読みたくて、最終的に中古で入手しました。その経緯は旧ブログに書いていました↓こちらもぜひご覧くださいまし。

(これ2020年の記事ですか。。1年で何だかものすごく遠くまで来てしまったような。。。)

さて今回も、詳細な要約は解説はしません(すごすぎてできない)。

「目に見えぬ神々、

目に見える神(平和を尊ぶ亞神、争いを好む威神)とその信徒の戦い、

善と悪の戦いとその超克を描く。(Wikipediaより抜粋)」

7巻からほんの少しだけ画像を。。(要拡大)

先日、手相を見ていただく機会があったのですが、わたしの手相には左右ともに二重頭脳線があり、100の能力が2つ、まるで二つのハードを搭載しているみたい、なんだそう。ただ、まだ使いこなせていない状態。

まったく別の方向からも、わたしの中にある、大きな2つの性質の違うプログラムのようなものの存在を教えていただいており、はてはて、どのように動かしたものか。。。と静かに立ち向かっております。

その流れで、再々度、この作品を読んで、これまでに感じたことのない強い想いが湧き上がってきました。

たったひとつの「善」に祈りすがること、たったひとりの救世主にすべてを委ねて知ることをやめることも

快楽のために、私利私欲のために、命を奪い、命を支配することも

わたしはどちらも「同じくらい」嫌なのだなと。そんなのまっぴらごめんだと思っているのだなと。

完璧な調和は、「無」に向かう。宇宙ですらも。

人間という存在が宇宙の片隅にあることを許しているのは、宇宙が宇宙であり続けるため。

魂が転生を繰り返し、無限に情報を蓄え続けるために、不安定で予測ができない、それゆえに進化する人間という存在は、「進化する反調和」であると。無に立ち向かうものであると。

科学だけでも(有蘇耶)宗教だけでも(無有)

善だけでも悪だけでも

いずれ滅んでいく。

導き手があるとすれば、それは善も悪も刻まれた魂が、知識や力を持つ魂と一つになったもの。。

。。。そうかもしれませんよね。

世の中にある様々なスピリチュアル的な常識とか、正直言ってわたくしにはよくわからないところも多いのですが、この作品がみせてくれる世界は、否定する気になれないものでした。

個人としては、もちろん、なるべく調和的に、中庸でありたい。

平和な社会であってほしい。二度と戦争なんて起こしたくない。

肉体を持ちながらの完全調和には限界もあるということも理解しつつ。

人間の悪行というものを散々見知ってきたとしてもなお。

この世の支配構造とやらを知り始めているかもしれなくてもなお。

たとえ人間そのものが奴隷的な存在なのであったとしてもなお。

人類など滅びてもいい

などとはどうしても思えないこの気持ち

この気持ちをも愛と呼んでもいいのかなあ。。

こんなことを思いました。

率直に申し上げて、下手な?スピリチュアル本を読んだりYoutubeを観るより、感じ取ることがとても多い作品だと思っています。

上記に挙げた以外にも、思っていたことが言語化されている場面が多くて、、(「霞んで遠いものほど、、曖昧で胡散なものほど真理に近い、、、」とかね、もうその通りだと思っています)

気になった方はぜひ読んでみてください。ぜひ何らかの形で探してみてください。わたくしと直接の面識ある方にはお貸ししますのでお声がけくださいませ。

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